伊能忠敬は1745年2月11日に千葉県山武郡九十九里町小関の名主 小関五郎左衛門家で生まれました。その後、1762年に忠敬は忠敬は伊能家に婿入りします。
当時の佐原村は利根川を利用した船運の中継地として栄えていて、人口な約5000人ありました。そんな村の中で伊能家は経済力が大きくて発言力も強かったのだそうです。
伊能忠敬旧宅へ
伊能忠敬の記念館から見るとちょうど川を挟んで向かい側のあたりに伊能忠敬の旧宅もあります。記念館を見終わったらこちらの旧宅もあわせて見ると良いと思います。記念館の玄関から出て川の方へと少し歩くと、そこにはいかにも「水郷」という町並みの中に出ます。
伊能忠敬記念館のレポートはこちらです。
駐車場は「街並み観光駐車場」が徒歩3分のところにあります。駐車料金は一日500円です。
JR成田線の佐原駅からは徒歩15分です。
佐原の街並み
たとえば、こんな喫茶店があったり
小野川の流れ
小野川はこんな感じに流れていたりします。何となく、倉敷とか萩みたいな感じがします。
小野川に面した旧宅の正面には「だし」と呼ばれている船からの荷揚げ場があり、現在は観光船の乗り場になっています。
小野川のほとりの遊歩道もとても雰囲気が良いです。
伊能忠敬旧宅
そして、こちらが伊能忠敬の旧宅の門です。
門から中に入っていくと、まずはお店の中を見ることができます。
母家は玄関、書斎、納屋など五つの部屋があります。1793年、忠敬が48歳のときに自らの設計で母家は建てられました。店舗とは別棟ですが土間と炊事場を介してつながっています。
店舗は店と今などがあります。酒造業や米穀売買業を営んでいました。伊能忠敬は17歳に婿入りしてから50歳に江戸に出るまではこの旧宅に住んでいました。
旧伊能忠敬記念館の建物
奥に行くと昔の記念館もありました。すでに新しい記念館へ役割を引き継いでいるので、こちらの建物は今では使っていないようです。
この一歩から
敷地の奥の方には、「この一歩から 測量の日」と書かれた碑と、伊能忠敬の銅像がありました。最初に全国測量に出るときはどんな気持ちだったのでしょう。
一通り、旧宅を見たあと、また川沿いの道に戻ってみました。川を見ると、舟に乗って川巡りもできるようです。
お芋アイス
川のほとりのお店で芋アイスを売っていました。200円でした。お芋の味がかなり濃くておいしいです。
ジャージャー橋
この樋橋は水がジャージャーと小野川にこぼれ落ちています。ジャージャー橋とも言うそうです。
この橋から流れ落ちる水の音は「残したい日本の音風景100選に選定されています。
この川のほとりの道はとても癒されます。おすすめポイントです。
伊能忠敬記念館の公式サイトはこちらになります。
【2022/03/16追記】
千葉県香取市に「おふろcafe」出店
個性的な休憩施設を併設することで人気が出ている日帰り温泉の「おふろcafe」が香取市に出店することが発表されました。おふろcafeかりんの湯です。全国で8店舗目の施設で千葉県では初出店になります。
温泉の泉質は含鉄-ナトリウム-塩化物強塩物強塩冷鉱泉、内湯、露天風呂、ドライサウナが完備されています。
また、男女が一緒に水着で入ることができるサウナガーデン、ザファーム食堂、ラウンジがあります。
2022年4月28日にオープンします。
住所 千葉県香取市西田部1-1(千葉県香取市西田部1309-34)
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