このNV-SB540DTにはエコドライブ情報という機能が搭載されています。エコドライブ情報機能とはカーナビのGPS信号などをもとにして、急加速、急減速、長すぎるアイドリングをチェックしています。
そして、これらの状態を検知すると、警告メッセージの画面表示と音声で知らせてくれます。このエコドライブの状況については、ドライブ中に右側の画面に常時表示しておくことも出来ます。ゴリラが葉っぱを抱えているのですが、運転の仕方が荒いと、この葉っぱの色が緑→黄色→赤色と変化します。
そして一日の運転が終わったときには総合評価を確認することが出来ます。エコドライブ度をA評価からE評価までの五段階評価で知らせてくれます。評価の尺度は急加速、急減速、アイドリング、エコ速度の4観点になります。さらに一日の総評をゴリラ君がアドバイスをしてくれます。
さらに、エコドライブ評価でB判定以上を7回続けると、レベルがアップして隠れキャラの自社マークが出現するお楽しみ機能が付いています。
また、パンフレットの紹介によれば神奈川県のエコドライブモニター事業で燃費の平均改善率が12%に達したそうです。このエコドライブ機能、うまく使うことが出来れば、ガソリンの消費量をかなり節約できそうです。
実際、この機能を使ってドライブをしてみました。どうも急加速を注意される機会が多かったです。ラフェスタのタコメーターが2000回転を維持する程度で加速をしていても、急加速を注意されます。かなり敏感に反応してくれます。これ以上、ゆっくりと加速すると、後ろのクルマに迷惑をかけてしまいそうです。後ろのクルマがいないときや、すぐ先の信号が赤になっているときなどは、ゆっくりと加速しようと思います。
また、アイドリングについては、実際にエンジンをアイドリングしていなくても、アクセサリー電源がONになっている状態を続けただけで、アイドリングと判定されてしまいます。たぶん、電源が外部から供給されている状態で、かつ自車位置に変化が無いときに、アイドリングの状態が続いていると判定する仕組みになっているのでしょう。
今まで4回の評価を受けましたが、Bが3回とCが1回でした。総合評価そのものは多少の急加速があっても大丈夫なようです。まだ、隠れキャラが出てくるような状況ではありませんが、エコドライブ機能を使った運転を続けてみようと思います。
(2009/11/16追記)
このエコドライブ機能、色々と試しています。一つ判ったことは本体の固定が甘いと、エコドライブの判定が厳しく出るようです。本体は取り付け台座にしっかりとつけて、ネジをコインなどでしっかりと締め付けるほか、本体が空中に浮いている状態ですと少し不安定になりますので、どこかをダッシュボード上の面などに接触させてそこに付属のクッションを入れておくと安定します。これについては付属の取扱説明書にも記載がありますので参考にした方が良いでしょう。
エコドライブ機能を使い、はじめて満タン給油をしたので、燃費を計測してみましたが、残念ながらいつもは1リットル11キロメートル程度のものが今回は1リットル10キロメートル弱になってしまいました。短距離の走行でストップアンドゴーが多かったせいだと思います。引き続き効果を確認していきたいと思います。
(2009/11/24追記)
エコドライブ情報で音声アナウンスをONにしつつ走っていると気がついたことがあります。周りのクルマの流れに合わせて走っているときに、川崎や横浜などでは必ず急加速や急減速で注意されますが、武蔵野市や西東京市、三鷹市、そして調布市といったエリアでは、音声による注意を受けません。やはり、その土地ごとの運転の特性があるのかもしれません。
このエコドライブ情報、7回以上続けると、自車位置マークの隠れキャラが現れる仕組みになっています。昨日、自車位置マークが一つ増えました。次のマークが増えるまでがんばってエコドライブに挑戦したいと思います。
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