Net Applicationsという会社ののブラウザシェア調査で、Google のブラウザであるChromeが Apple のSafariよりもシェアを増やしたことが明らかになりました。2009年12月の調査結果ではChrome のシェアは4.63%で、Safari のシェアは4.46%となったそうです。
マイクロソフトのIEやMozillaのFirefoxと比較すると、シェアは段違いに低いですが、それでも、GoogleのChromeがじわりじわりとシェアを伸ばしてきていることが判ります。SafariはAppleのマッキントッシュやiPhoneに標準搭載されているブラウザであるほか、Windows用にもソフトウエアが公開されています。従って、かなり前から使われ続けていました。
一方でChromeの方はまだ登場してから1年あまりしかたっていないですし、また、何かのOSに標準搭載されているわけでもありません。それなのに、これだけシェアを伸ばしたことは凄いことだと思います。
このブログにアクセスしている人のブラウザについても統計値を確認してみました。すると、下記のようになっています。
・Internet Exploer 8Internet Exploer 8 1,480
・Internet Exploer 6Internet Exploer 6 1,048
・FirefoxFirefox 944
・Internet Exploer 7Internet Exploer 7 766
・Google ChromeGoogle Chrome 221
・SafariSafari 205
・iPhoneiPhone 145
・OperaOpera 100
一見、上記の傾向を見るとChromeがSafariを超えたように思えますが、iPhoneが別掲されているので、これをSafariとしてカウントすれば、まだSafariの方が強いようです。
今後、ネットブックをターゲットにして、Chrome OSが搭載されるようになります。もちろん、このOSで搭載されるブラウザはChromeになります。このChrome OSを搭載したパソコンがどの程度売れるかにより、Chromeというブラウザがどの程度普及するかもかかっていると思います。
今まではマイクロソフトのIEが一人勝ちの状況が続いてきましたが、その一角をFirefoxが崩し、そしてまた第二、第三のブラウザがシェアを伸ばしつつあります。今後の展開がたいへんに楽しみになってきました。
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