プロバイダーからの料金過小請求の結末

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 パソコン通信の時代からあるプロバイダーをずっと使用し続けています。パソコン通信からインターネットの世界に移行した後も、やはりメールアドレスは同じものを使用し続けたかったので、プロバイダの移行は出来ませんでした。少し高めの料金でしたが、サービスの品質そのものは良かったので、特に不満はありません。そんなプロバイダであるとき問題が発生しました。

 あるサービスをインターネットを通して追加で申し込もうと思ったとき、サービスに申し込むことが出来ませんでしたので、サービス窓口に電話で確認してみました。すると、インターネットへの申し込み状況が「仮敷設」のステータスになっていて、サービスを使っていないはずだとヘルプデスクの人は言います。しかし、私自身はずっとサービスを使い続けています。どうも、プロバイダにおけるユーザーの管理ステータスと実際の状態が不一致になってしまっていたようです。


 これに伴って、プロバイダーからの料金請求が過小請求になってしまっていたようです。本来は8000円弱程度する料金が2000円の請求になってしまっていたようです。この状態で何年も請求が行われていました。私自身もプロバイダーの管理ページで確認してみると、確かにその通りになっています。当初はNTTの料金はNTTから請求を受けていましたが、その後、プロバイダーが少し割安にして一括してNTTの料金も徴収するサービスを始めました。このサービスが始まったときに、すぐに私もこのサービスに申し込みました。この申し込みを実施した際に何かの誤りが発生したようです。
 NTTから私への料金請求は無くなったのですが、プロバイダーから私への料金請求はずっとNTTの料金が含まれない料金で請求が行われていました。
 プロバイダーではその月の請求から正規の料金が請求されるようにステータスの訂正が行われました。しかし、その前の月までの分については、NTTとともに経緯の調査に入ると言います。それから約1年の間、調査が続けられてきました。この1年のあいだ、毎月1回ずつ、プロバイダーからは調査状況の報告のために電話をしてきました。仕事中に電話がかかってくるので、「もう結果が出るまでは電話をしてこなくていいです」と言うのですが、それでも必ず毎月1回は電話をしてきました。もしも私側に瑕疵があった場合、このように毎月連絡をした方が法的に請求しやすくなるためでしょうか。

 少なくとも、私が何か悪いことをした訳ではありませんので、調査の結果が出てくるのを延々と待ち続けました。すると、先日の電話でとうとう調査結果を報告してきました。NTTとプロバイダの間で情報の伝達に行き違いがあり、ステータスが仮のままで放置されてしまったとのことでした。そして今回はあくまでもNTTとプロバイダの作業に問題があったことが明らかになったため、こちらに対して不足分の料金の請求は行わないという報告でした。

 結果としては納得しましたが、調査期間に1年間もかかったり、毎月のように電話を一方的にかけてきたり、この対応はいかがなものかと思いました。

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