雁坂トンネルを通って秩父から山梨へ

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雁坂

秩父神社で初詣を終わらせたあと、時計を見てみると、まだ午後1時頃です。時間に余裕があるので、帰りは国道299号線ではなく、雁坂トンネル有料道路を通って、埼玉県から山梨県側に出てみることにしました。

この雁坂トンネル有料道路は埼玉県秩父市から雁坂峠の下を通って、山梨県山梨市に至るトンネルで1998年の4月23日に開通しました。雁坂トンネルは全長は6,625メートルもあり、一般国道の山岳トンネルとしては日本最長のトンネルです。この雁坂トンネルが開通する前は国道140号線は自動車が通行不能の区間があったそうです。

この有料道路は通行料金として普通車では710円が徴収されます。一見、値段が高いような気もしますが、もしもこの道路を使わずに山梨市から秩父に行こうとすると、いったん中央自動車道を八王子まで行く形になり高速料金がその分上がる形になります、実は便利な道路なのではないかと思います。また、中央自動車道が渋滞しているときに、関越自動車道に出るための短絡路としての性格もあります。


事前にネットで道路の状態を確認してみましたが、道路が凍結していることはなさそうでしたので、雁坂峠を通ってみることにしました。秩父から向かうとどんどん坂道を登っていく形になります。途中、ダムの手前にループ橋もありました。

さらにループ橋をわたって道を進んでいくと、いくつかのトンネルを抜けていきます。そして、もうすぐ雁坂トンネルというところで、駐車場への分岐がありました。「彩甲斐街道出会いの丘」という施設があるようです。こちらに寄ってみることにしました。

国道140号線(彩甲斐街道)の路面には雪が全く残っていなかったのですが、こちらの駐車場は一面の雪景色です。

駐車場は雪景色
観光案内図

そして駐車場の奥には休憩が出来る建物が建っていました。

彩甲斐街道出会いの丘の建物

駐車場は非常に広いのですが、停まっているクルマは数台しかありません。

ここに積もっていた雪は都心では見ることが出来ないパウダースノーで、子どもは大喜びで寒い中遊んでいました。

20分ほどこちらで休んだ後、雁坂トンネルの方へと向かってみました。片側1車線のトンネルで、そんなに特別な感じはありません。やはり全長が6Km以上あるということで、通過するのに10分近くかかりました。通っている最中、すれ違ったクルマは2台ほどです。この時期、そんなにこのトンネルは利用されていないようです。

確かにこのトンネルをくぐり抜けてしばらく行くと、「ほうとう」の文字が目に飛び込んできて、山梨県に入ったのだということを実感しました。秩父の方から山梨に出るためには本当に便利な道だと思います。もう少し、この道も有名になって、たくさんのクルマが通行するようになれば良いと思います。

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