家電量販店の「さくらや」が2月末で全店舗閉店

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家電量販店

 ヤフーニュースを見ていると経済のカテゴリーで「さくらや」が2月末に全店舗閉店するという記事がのっていました。さくらやは2006年にベスト電器に対して第三者割り当て増資を実施して、ベスト電器が40%の株式を引き受けました。

 そして、ベスト電器グループ傘下に入り、また2008年には残株式も買い取って完全子会社化をしました。しかし、営業赤字がなかなか改善されなかったため、今回の発表に至ったようです。ベスト電器にしてみれば、「さくらや」の持つブランド力も活用して売り上げアップにつなげていきたいと考えていたのだと思いますが、非常に残念な発表になってしまいました。


 一部の報道によれば、店舗によってはビックカメラが引き継ぎを申し入れているようです。ビックカメラはベスト電器の15%の株式を持っている株主になります。

 また、朝日新聞の記事によれば、「さくらや」のポイントはベスト電器の店舗で使用できるように移行手続きを実施してくれるそうです。

 「さくらや」については、新宿に行ってパソコン関係や家電品の買い物をするときには、ヨドバシカメラなどとともに必ず価格を確認に行っていました。新宿西口エリアの中でも、特にパレットに出店したときには、とても店内が明るく綺麗だったため、よく足を運んでいる時期もありました。

さくらや

 しかし、その後は吉祥寺にヨドバシカメラの大型店舗が出来たりして、わざわざ新宿まで買い物に出ることも少なくなってしまったため、自然に、さくらやに行く機会も少なくなってしまいました。従って、懐かしいお店が無くなること自体は少し寂しさを感じるものの事実上はあまり困らないのが正直なところだと思います。

 これを執筆している時点では、さくらやの公式サイトにアクセスすることが出来ない状態になっていました。サーバー自体のサービスを休止しているようです。

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