首都高速道路の1号羽田線で架け替えに関する検討が本格的に始まってきたようです。首都高羽根亜線は港区にある浜崎橋ジャンクションで都心環状線から分岐して羽田空港の近くで神奈川1号の横羽線に接続しています。
首都高速道路羽田線のリニューアルプロジェクト
全長は14Kmでその中でも京浜運河の上を通っている長さ1Kmの部分の道路がとても損傷が激しいそうです。既に完成してから47年以上が経過しました。
今までは補修や強化を中心に対策を取ってきましたが、この京浜運河の区間は運河の中に橋桁が埋まっていて、今までの対策が取りにくいという事情があるようです。
今度は塩害から橋げたを守るために最新の技術が活用されます。
この首都高羽田線は東京都横浜を結ぶ重要なルートであるほか、羽田空港へ行くための道でもあったため渋滞が激しかった時期もありましたが、この羽田線に平行する形で湾岸線が整備されたことにより、現在は渋滞が比較的少なくなりました。
また、中央環状線も羽田線には接続せずに湾岸線に接続することにより、羽田線にクルマが集中しないようには工夫されています。こんな状況であるため、湾岸線をバイパスとして利用することにより、羽田線の一部区間を全面通行止めにしても何とかなると考えているのでしょう。
工事は2013年度に工事を着手する見通しです。
【2021年4月30日追記】
工事進捗状況
その後、首都高速道路株式会社ではう回路を整備しながら本線のリニューアル工事を着々と進めています。こちらがリニューアルぷrジェクトの公式サイトです。
新しく高速道路を作る以上に、今すでに存在している高速道を作り替えることがどれだけ大変なことかがよく分かります。
今まで日本の高度成長時代に作られたインフラは次々に寿命を迎えようとしていますが、それらのインフラをすべて維持していけるのか否か、少し心配になってきました。
コメント