トヨタ自動車ではハイブリッド車のプリウスでブレーキがある条件下で効きにくくなる問題に関して、日経新聞によれば、今週の前半にも国土交通省にリコールを届け出ることが報道されていました。プリウスと同じブレーキシステムを採用しているSAIとレクサスHS250hもリコールの対象に加える方針だそうです。
プリウス自体、既にかなりの台数が出荷されているほか、これにSAIとレクサスHS250hも加わるとなれば、相当な対象台数になるものと想定されます。不具合の対処はハード的な交換作業ではなく、ソフトウエアの書き換え作業になるのではないかと思いますが、具体的にどんな改修が実施されると発表されるのか、少し気になるところです。
【2022/01/21追記】
この記事を公開した12年前はハイブリッド専用のモデルが発売される傾向でしたが、最近ではどのガソリン車でもハイブラッドモデルがラインナップされる傾向になってきました。
ハイブリッドの機構が量産化により安くなってきたこと、ハイブリッドの機構を搭載するスペースが小型化してきたこと、新車の開発時からハイブリッドモデルの併売が前提に設計されるようになってきたことなどによるものなのでしょう。
最近では電気自動車もよく見かけるようになってきました。一回の充電でどこまで走らせることができるか、その航続距離がまだ少し不安なことと、充電ステーションの数が十分とは言えない点で、私自身は電気自動車に変えるタイミングはまだ先にしようと思っています。
【2024年2月1日追記】
トヨタ傘下のダイハツが大規模な不正が発覚したことで全車種生産停止、トヨタ自身も豊田自動織機製造のディーゼルエンジンで不正が見つかり、ランドクルーザなどが出荷停止という状況になっています。昨年のビックモーターによる不正に始まり、日本の自動車業界に大きな影がさす事態です。
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