カーナビゲーションを2台設置すると

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NV-SB540DT

 現在乗っているラフェスタにはカーナビゲーションが2台設置されています。一つは、2DIN型の組み込み型で平成17年式の日産純正(三洋のOEM)製品です。そして、もう一台は昨年購入したポータブル型のカーナビゲーションシステム、三洋のゴリラ(NV-SB540DT)です。一見、2台もカーナビを搭載していても無駄では無いかとも思うのですが、使っているうちに非常に便利なことが判りました。

 現在の使い方は、ポータブルナビは一番見やすいところに設置して、道案内をさせています。このポータブルナビはオプションでリモコンを購入すれば手を伸ばさなくても使用することが出来ますので、非常に簡単に操作ができる点が良いです。

 また、このNV-SB540DTは昨年のカーナビなので地図が最新だという点も良いです。環状八号線の井草トンネルは平成17年式のカーナビでは表示されないのですが、NV-SB540DTではきちんと表示してくれます。また、トンネルの中を走っていてもGPSを受信できているわけでも、車速信号を入力しているわけでもないのに、ある程度は走っている場所を予測して表示してくれます。

 この動画を見ていると、井草トンネルに入った後も、それなりにトンネル内を走行しているように見せてくれます。環状八号線と笹目通りが分岐するところまでトレースできていることが判ると思います。クルマは環状八号線の方向に曲がっていっているのにカーナビ上では笹目通りを真っ直ぐ行ってしまうところはジャイロで捕捉しきれない現在の技術の限界なのでしょう。

 今のところ、ポータブルナビに案内をさせていて困るような場面にはあったことがありません。


 一方で2DIN型のカーナビの方は、VICSの渋滞情報が見える中で、もっとも広域の地図が見えるサイズに固定して表示しています。これにより、普段はポータブルナビの案内に従って運転しつつ、信号待ちの間などで2DIN型のカーナビで広域地図の中で渋滞がどうなっているか確認するような使い方をしています。

 NV-SB540DTにもVICSの渋滞情報は表示させることが出来るのですが、いちいちサイズを切り替えて確認するのは非常に面倒なことになります。その点、いつでも縮尺が異なる画面を同時に見えることが出来るのは非常に便利です。

 平成17年式の2DIN型のカーナビは発売当時は目が飛び出るほどの値段でしたが、わずか5万円で購入出来る現在のポータブルカーナビゲーションシステムは、もはや当時の機能を越えているのではないかと思います。技術の進歩には驚くばかりです。

 実はこれ以外に、iPhoneにもカーナビソフトをインストールしてあるので、やろうと思えば、カーナビ3台同時表示も可能ですが、そこまでやる意味はあまり見いだせないので、同時に使うことはしていません。iPhoneはいつでも持ち歩いているので、クルマから降りているときに次の目的地を見つけてルートを検索しておき、そしてクルマに乗ったらスタンドにiPhoneを取り付けて案内をさせるという使い方をしています。iPhoneでは全力案内ナビ、いつもナビ、NAVICATという3つのソフトを持っています。この中では、「いつもナビ」が一番、普段見慣れているナビに近い感じなので使いやすいと思います。一方で、NAVICATはいかにも米国っぽいシンプルな道路の表示です。普段からよく使っている道で念のためナビに案内をさせるというような場合にはNAVICATで良いのかなと思います。

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