ラフェスタのホーンは鳴らしてもとてもみすぼらしい音がします。ホーンはあまり街中ではならすこともないので、クルマのコスト削減競争で標準装備のホーンはシングルの非常にシンプルなホーンになってしまっています。
ラフェスタのホーン交換
ホーンを取り替えるためには、フロントグリルを外さなければいけません。フロントグリルを外すためにはまず上面のビスを一つ一つマイナスドライバーで慎重に外していく必要があります。また、ビスを外した後はフロントグリルをゆっくりと持ち上げつつ、下についている爪をマイナスドライバーの先で外します。この爪もプラスチック製でとても壊れやすそうなので注意が必要です。
フロントグリルが外れると、純正のホーンが顔を出しました。ステーごといったんは車体から外して、純正ホーンを外しました。2本のコードが接続されています。
プラウドホーン
今回購入しておいたのはプラウドホーンという商品です。
この商品、取り替え前のホーンがシングルの場合には、別にリレーと配線がセットになった商品を購入しないといけないと書かれています。現在ついているホーンがシングルだと、このプラウドホーンはダブルの構成になっていて今までよりも多い電流が流れることからヒューズが飛ぶ可能性があるようです。
もしもヒューズが飛んでしまうと、このホーンとヒューズを共用している他の機器への電源供給も止まってしまいます。たとえばパワーステアリングへの電源供給が止まったりすると、交通事故の原因になる可能性もあるので、本来はメーカーの指示に従い、この配線のための商品を購入すべきかと思います。
しかし私はこちらの記事(日産 ラフェスタ / ホーン交換 – reapapa 【みんカラ】 愛車整備手帳)を参考にリレーはつけずにそのままシングルからダブルにコードで分岐してホーンに接続してみました。こちらが接続が終わった後の写真です。
試しにホーンを鳴らしてみると、問題なく鳴り響きました。やはり、今までのデフォルトホーンよりも音色は良いです。
今後、何があるかも判らないので、取り去ったデフォルトのホーンについては大切に保管しておこうと思います。
【2015/05/04追記】
こちらの交換作業を実施してから、ちょうど5年が経過した頃に、突然、ホーンが鳴らなくなりました。原因は上記の写真でも写っている黒いビニールテープが剥がれかけて端子の部分の接触が少し悪くなっていたせいでした。この取り付け部位は風雨がしのげないので、かなり過酷な環境になっているのではないかと思います。絶縁は十分すぎるくらいにやっておいた方が良さそうです。
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