高速道路1000円終了後の新料金体系(民主党約束の高速原則無料とはほど遠い内容)

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高速道路-渋滞中

 民主党政権で導入される高速原則無料と引き替えに自民党政権下で導入された休日上限1000円の割引が全廃されます。また、首都高速道路や阪神高速道路ではETCを搭載している来るまでは初乗りが500円、6キロごとに100円ずつ加算されて24キロを超えると上限の900円になるという料金体系になるようです。

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首都高速は上限900円

 ETCを搭載していないクルマでは一律900円となるため、実質的な値上げになります。基本的に首都高速道路では均一料金制を導入しているため、入口のインターチェンジでお金を徴収する仕組みになっていますが、今度の距離別料金体系に移行したときにはうまく運用できなくなってしまうため上限の900円を徴収するということで決定したようです。

 今回の新しい料金体系については首都高速は各都県や市の議会で同意の決議が必要になるので実施されるのは今年の終わりか来年の初めくらいまでかかってしまうようです。私の首都高速道路の使い方から見ると、値上げになってしまうパターンが増えそうな感じもしますが、東京線から神奈川線、埼玉線へとまたがって利用した場合には確実に安くなるので、ちょっと首都高速道の使い方を工夫してみようと思っています。

各高速道路も上限あり

一方で東名自動車道、関越自動車道、東北自動車道など各高速道路については上限制が改めて導入されます。こちらは平日も休日も軽自動車は上限が1000円、普通車は2000円、中・大型車は5000円、特大車は1万円が上限となります。平日にも上限制が導入される代わりに普通車については現状の上限1000円から2000円に倍額になってしまいます。

燃費が1リットル20Kmを超えるクルマについてはエコカー割引で上限が1000円になるようですが、私が持っている日産のラフェスタは残念ながら1リットルあたり15Kmしか走らないので、この恩恵にあずかることはできないようです。

今回の新聞各紙の報道からでは首都圏近郊区間の扱いがどうなるのかよく判りませんでした。たとえば、中央自動車道であれば調布から八王子までの区間です。現状の高速1000円ではこの近郊区間の料金は上限1000円に含まれず別に徴収されます。今度の民主党の案ではどのような扱いになるのかが気になります。もしも、現在と違って、首都圏近郊区間も含めて上限2000円に固定されるのであれば、あまり痛手が大きくなくなりますので、詳細な発表が待ち遠しいと思っています。

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