ソニーのリアプロジェクションテレビ、KDF-42E1000という機種を寝室で使っています。このリアプロジェクションテレビ、最近では大画面液晶テレビの値段が驚くほど安くなりましたのであまり見なくなりましたが、まだ大画面液晶テレビが高かったときに、安価に大画面テレビが実現できる方式として、それなりの需要があった方式のテレビです。
仕組みはテレビの中にプロジェクターが入っていて、テレビ画面のスクリーンに裏側から映像を映すような仕組みになっています。鏡を駆使して、あまりテレビの厚みが厚くならないように工夫されています。
このリアプロジェクションテレビに異常な現象が出るようになりました。画面のちょうど中程に、青っぽい陰のようなものが映るのです。なんだか幽霊のようにも見えて、怖い陰です。自分で何とか直すことは出来ない物かと、ネットで情報を探してみました。
すると、変な陰のようなものが映るという現象はいろいろなところで発生しているようです。しかも、ソニーでは2010年末まで、光学ブロックの交換を無償で実施しているというではありませんか。この機会にソニーに連絡して、対策を取って貰うことにしました。
ソニーの公式ページでもこの無償修理に関する対応に関しては報告されていました。
平素は、ソニー製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
2005年10月より日本国内で発売しました、液晶プロジェクションテレビ〈BRAVIA〉 KDF-42E1000/KDF-50E1000について、
光学ブロックの製造工程における作業のばらつき等により画像に影響がでる場合があることが分かりました。そのため、対象製品の光学ブロックについては、下記の通り2010年12月31日まで無償修理期間を延長させていただくことにしました。
【対象製品】
液晶プロジェクションテレビ〈BRAVIA〉 KDF-42E1000/KDF-50E1000
【無償修理期間】
2010年12月31日まで。
【対応方法】画像に何らかの問題を発見されたお客様につきましては、下記窓口までご連絡をお願いいたします。
弊社サービス部門の訪問により、症状の確認をさせていただきます。診断の結果、光学ブロック部品の修理が適切と判断した場合は、弊社規定の保証期間の満了後も、2010年12月31日まで弊社保証書記載の修理規定に従い無償修理対応をさせていただきます。
こちら「製品に関する重要なお知らせ | 液晶テレビ BRAVIA 〈ブラビア〉 | ソニー」のページで紹介されています。
このページに掲載されている電話番号に電話してみると、商品の修理のために来てくれることになりました。ゴールデンウイーク中でも対応してくれるそうです。また、修理が完了したら報告します。
(2010/05/06追記)
本日、ソニーのサービスマンが自宅まで来てくれました。この場で修理というわけにはいかないようで、そのままサービスセンターに持って行ってしまったそうです。特に値段のことは言っていなかったということなので無償修理の対象となったのでしょうか。テレビが無くなってしまっては困るであろうという配慮から32インチの液晶テレビを代わりに置いていってくれました。修理には7日から10日程度の期間がかかるそうですので、戻ってくるまでは、この32インチのテレビを使おうと思います。
(2010/05/12追記)
本日、修理が完了したテレビがまた自宅まで運ばれてきました。修理明細書を見ると、
- 光学ユニットブロック(IRP)ASSY 1 不良
- DCモータ SFF22B/C-NP 1 不良
- シロッコクッション(W) 1 不良
と書かれていて、
部品代合計 0円
技術料 0円
出張料 0円
小計 0円
消費税 0円
ご請求額 0円
となっていました。光学ユニットが不良になる原因の一つが熱がこもることによるもののようなので、DCモーターを取り替えて冷却が従来よりもさらに強力になるようにしてくれているようです。
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