既にiPhone 4のホワイトモデルについてはリリース時期が7月末になるという発表がアップルから行われていましたが、7月23日の発表では投入の見通しが年内になると再度の延期を発表しました。
当初はiPhone4についてはブラックモデルとホワイトモデルの2種類をベースにして展開する予定で舌が、6月24日の発売時点ではブラックモデルだけがリリースされて、しばらくはホワイトモデルがいつから出荷開始されるのか判らない状況が続いていました。しかし、今月半ばのSteve Jobsの発表により、「製造上の問題から7月末に出荷がずれ込む」という発表が行われていました。この製造上の問題というのがどのような問題なのか未だ明らかにされていません。
アップルの公式サイトでは下記のように発表されています。
White models of Apple’s new iPhone(r) 4 have continued to be more challenging to manufacture than we originally expected, and as a result they will not be available until later this year. The availability of the more popular iPhone 4 black models is not affected.
Itmediaの記事によてば、アップル社では初代のiMacでも同様の問題を抱えたことがあるそうです。iMacは外観が安っぽくない格好のいいものにするために筺体を透明にすることになりましたが、はじめは斑点や縞が出来る問題が起きたそうです。
均一に透明なプラスチック筺体が出てこなかったため、製造手法の改善を試みました。もしかすると、iPhoneについても白という美観へのこだわりから、このような取組みが行われているのかもしれません。
また、iPhoneではホワイトモデルにクラックが発生するというトラブルが今までも発生していました。
もしかすると、この問題に対する取組みが行われている可能性もあります。最初は7月末に1カ月あまり延期し、次に年内と半年近くの延期を発表していますので、ちょっとやそっとの改善レベルではどうにもならないとアップル社も考えたということなのだと思います。どんな形で、ホワイトのバージョンが登場するのか、これからの報道が気になります。
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