自動車保有台数が減少(総務省の調査)

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クルマ

 総務省が7月30日に発表した2009年の全国実態調査によると、千世帯あたりの自動車保有台数が1414台となりました。この値は2004年に実施された前回の調査を2.2%下回る数字になります。2004年までの調査では毎回保有率が上がってきていたので、初めて前回調査時の割合を下回る結果になりました。特に50歳代以下のすべての世代で前回調査のときの結果を下回ったそうです。

 特に40歳代や30歳未満の世代では前回調査時よりも6%を超える下げ幅を記録したようなので非常に大きな下げ幅です。若い世代で特にクルマ離れが進んでいるようです。また車種別に見ると、軽自動車が前回調査時よりも増えていますが普通自動車の下げ幅が大きくて、全体としてはマイナスとなりました。

 クルマは便利ですが、購入すると維持管理費がかなり高くて、生活に影響してきます。各種税金、自賠責保険、任意保険、駐車場代、ガソリン代、高速代、各種メンテナンス費用等、クルマを持っているだけでたくさんのお金が飛んでいってしまいます。


 また、私が子どもの頃にはスーパーカーブームなどもあり、クルマに対する憧れが強くありましたが、今の子どもたちはクルマに対するあこがれがそんなに強くありそうには思えません。従って、クルマの免許を取ったら是が非でもクルマを買いたいと思うことも無いような感じがします。

 また、最近ではレンタカーも気軽な値段で借りられるようになってきて、あえてクルマを所有しなくても必要なときに簡単に借りることが出来るようになってきました。今後もライフスタイルの変化にあわせて、クルマの保有台数が減少していく傾向は変わらないのではないかと思います。

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