横浜市戸塚区の原宿交差点における渋滞

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東京から湘南方面に行く際にどうしても大きな渋滞箇所を通過しなければいけません。それが国道1号と環状四号線が交差する原宿交差点です。

環状八号線から玉川インターチェンジで分岐して第三京浜が始まります。この第三京浜は全線片側三車線でとても快適な有料道路です。終点の保土ヶ谷からは横浜新道が連絡しています。こちらはトンネルが多かったり二車線の区間があったりもしますが、特に渋滞でブロックされるようなこともなく戸塚まで行くことができます。

戸塚からは国道1号線がしばらくは快適なのですが、途中から渋滞に遭遇します。一つは戸塚警察署を先頭にした渋滞です。

戸塚警察署を過ぎてもまだ渋滞が続きます。これが原宿交差点を先頭にした渋滞です。

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原宿交差点の渋滞

いつもは下り線を主に利用しているのですが、まだ立体交差の工事が終わっていないため、いつ来てもこの原宿交差点の手前ではかなりの渋滞が続いていました。あとからネットで調べてみても、この交差点は神奈川県の中で一二を争う大渋滞地点だったようです。


今回は藤沢方面から東京方面の国道1号上り線を利用してこの原宿交差点を通りました。今まで知らなかったのですが、こちらの上り線は既に立体交差が完成していて環状四号線を地下でくぐるような形式になっていました。この立体交差のおかげでかなり渋滞が緩和されていました。

原宿交差点

横浜国道事務所より

上り線の立体交差が開通!

上り線は2009年の4月に開通したようです。

この上り線の立体交差が開通したことにより、調査によると最大通過時間は46分から19分へと27分も短縮したそうです。

この上り線を通過しているときにもう一方の立体交差についてもかなり立体交差の工事は進んでいるように見えました。調べてみると、2010年の12月に立体交差事業が完了し全線開通することが発表されていました。これで下り線についてもかなり渋滞が緩和するものと期待されます。

地方でほとんどクルマが通らないような場所の道路整備が進められていたりもしますが、出来れば、このような渋滞を常に起こしているような場所への渋滞緩和に向けた投資を重点的に実施して欲しいところです。

【2010/12/30追記】

下り線も立体交差化!

今日、東京から鎌倉に行く途中、この原宿交差点を通りました。すると、下り線が渋滞していません。どうしたのだろうと思いつつ交差点へと近づいてみると、立体交差化の工事が完了して、道路が開通していました。平成22年12月12日に下り線トンネルが開通したそうです。

公式サイトに立体交差工事が完了したあとの交通調査結果に関する発表が出ていました。これによると、

◆国道1号下り線では、横浜市戸塚区上矢部町周辺から原宿交差点を通過するまでの所要時間が、開通前に比べて、最大で約17分短縮し、原宿交差点を先頭とする渋滞が緩和されました。

◆国道1号を通過している交通量は、1日当たり、約66,000台となり、開通前に比べ、交通量が約1割増加しました。なお、原宿トンネルを利用している交通量は1日当たり、約53,500台です。

と発表されていました。渋滞がこんなに解消されてしまい、驚きました。大きな効果だと思います。

【2012年8月19日追記】

この道、西湘バイパスから横浜新道に出る際に、最近も使うことが多くなっています。やはり、こちらの交差点の立体交差事業が完成したことは、渋滞緩和に大きな影響があったことは間違えありません。通過時にかかる時間が本当に節約できるようになりました。無駄な公共工事が問題になることがよくありますが、このような工事てあれば歓迎します。

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