約2年間使い続けてきたiPhone 3Gに続いてiPhone 4をここ1ヶ月間以上、肌身離さず持ち歩き活用していますが、この便利さと快適さは、今までのポータブルデバイスと比較して一線を画していると思います。iPhone 3GはOSのアップデートを重ねるごとに徐々に動作が重くなってしまっていたのですが、iPhone 4に変えてからというもの、何をするにもストレス無く非常に気持ちよく操作することができるようになりました。
最初にiPhoneを購入したころには、2年間の縛りがなくなる2年後にはもう少しスマートホンの選択肢が増えて、次に購入する機種はiPhone以外の機種になるかもしれないなと思っていました。しかし、2年たった今、結局、使い続けているのはiPhoneです。
このiPhoneというデバイス、単純にタッチパネルで入力可能にしただけではなく、インターネットとシームレスに連携出来るようになっているところや、アプリケーションの機能など、なにをとっても、今までのポータブルデバイスとは違うような気がします。ハード面もさることながら、ヒューマンインターフェースという側面から研究しつくされた逸品なのだと思います。
最近、NTTドコモもスマートフォン分野におけるシェア挽回に躍起になっていますが、iPhoneというデバイスの供給を受けられなかったことによるハンディは非常に大きかったのではないかと思います。
ここ数日は日本通信という会社からNTTドコモの回線をiPhoneで使用することができるSIMカードが発売になったことがマスコミで大きく取り上げられています。でも、このSIMカードを使用することができるのはSIMロックフリーのiPhoneだけです。普通にソフトバンクから購入したiPhoneでは使用することができません。香港などから輸入されたSIMロックが解除されたiPhoneですが、値段がべらぼうに高くて、なかなか簡単に購入することはできません。しばらくは、電波の強度などに不満を持ちつつもソフトバンクの回線網を使い続けるしかなさそうです。
ソフトバンクの回線は非常に貧弱で、人里から少し離れたところや建物の中などだと、電波をつかむことができずに圏外になってしまうことが非常に多く発生します。現在、ソフトバンクでは改善計画を進めて基地局を大幅にアップさせようとしていますが、この対策により、どこまでNTTドコモまで追いつくことができるのかが気になるところです。ソフトバンクとしても契約者数が大きく伸び始めていますので、ぜひこの機械にインフラ周りの強化にもっと力を使ってほしいところです。
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