このエーハイム プロフェッショナル3e 2078は電子制御で様々な機能が付属しています。実はパソコンにUSB接続して、パソコン上のソフトウエアから各種機能を設定する機能まで付いているのですが、現時点ではまだ日本ではこの機能を使用することが出来ません。
そのため、すべては本体に付いているボタンで操作しなければいけません。ボタンは「サービスプログラムボタン(S)」、「流量プラスボタン(+)」、「流量マイナスボタン(-)」の3種類です。
アウトプットコントロール(排水量制御)
最低の排水量(600リットル/時間)から最大の排水量(1500リットル/時間)の間でコントロールすることが出来ます。
+ボタン、または-ボタンで調整します。
ストリームファンクション(パルス機能)
10秒間隔で強(1500リットル/時間)と弱(600リットル/時間)を繰り返す機能です。
・Sボタンをプログラミングランプが点滅するまで押します。(約2秒~3秒)
・点滅が始まってから10秒以内で+ボタンおよび-ボタンの両方を同時に押します。
なお、解除する場合は下記の手順になります。
・Sボタンをプログラミングランプが点滅するまで押します。(約2秒~3秒)
・点滅が始まってから10秒以内にもう一度Sボタンを押します。
12時間バイオファンクション(12時間ごとの排水量自動切り替え)
たとえば昼間は穏やかな流量、夜間は強めの水流といった形でセットすることが出来ます。
・現時刻より12時間後の希望流量を+ボタン、-ボタンで設定します
・Sボタンをプログラミングランプが点滅するまで押します(約2秒~3秒)
・プログラミングランプが点滅したら10秒以内に、直後より12時間後までの流量を+ボタン、-ボタンで設定します。
なお、解除する場合には下記の手順になります。
・Sボタンをプログラミングボタンが点滅するまで押し続けます(約2秒~3秒)
・点滅が始まってから10秒以内にもう一度Sボタンを押します。
サービスインディケーター
濾材の掃除時期を表示することが出来ます。
・最大流量になっていないことを確認する。最大流量になっている場合には流量を下げる。
・サービスプログラムボタンを一回押す
・サービスインディケーターが点灯して、流量表示ランプも点灯する。流量表示ランプ一つが1ヶ月。3つ点灯すれば3ヶ月後に濾材清掃の目安。
コンスタントフロー
濾材の汚れによって流量が低下した場合はそれを感知して設定した流量が維持できるように自動的にインペラーの回転数を電子制御する。(特に何かの設定をしなくてもこの機能は有効になっているようです)
自動エアー排出機能
インペラ-付近にエアーがたまっている場合には自動的に解消する。事故解決できない場合にはエラーインディケーターが赤く点灯して異常を通知する。
これだけの機能が付いています。今まではエーハイムと言えばクラシックフィルターという印象がありましたが、こんなに便利な機能が付いているのであれば、今後はプロフェッショナルシリーズにどんどん移行していくのではないかと思います。
まずは、12時間ごとに流量を自動調整する機能から使ってみようと思っています。
その後のエーハイム2078
【2012/09/06追記】
購入してから丸2年が経過しようとしていますが、まったく故障することもなく、順調に稼働を続けています。エーハイムについては消耗品さえ取り替えていれば、非常に質実剛健でいつまででも動き続けるイメージがありましたが、今回のプロフェッショナル3eでは、もしかしたら壊れるかも?という気持ちは少しありました。
何故かというと、フィルター内部の水の流れが非常に複雑になっている上、電子部品が多く使われていますので、耐久性がどの程度になるのかに不安があったためです。
しかし、そんな心配はする必要は全く無かったようで、120cm水槽のろ過をしっかりと続けてくれています。
視覚的にランプで流量がどうなっているかが判るというのはやはり良いことで、掃除をしなければいけないタイミングを簡単に知ることができます。従来のクラシックなどでは、定期的に掃除をしなければいけないことが判っていても、ついつい後回しにしてしまうことが何回もありました。
今回はとても良い買い物が出来たと思います。
コメント
今のフィルターはすごいですね
時間によって流量が調節出来るなんて・・・
私はテトラの物しか使用しておりませんが
そんな機能があったら嬉しいです。
私も120cm水槽が欲しいのですがガラスでしょうか?
90cmのガラス水槽を今は維持しておりますが・・・。
120cmアクリルの水槽はどんなもんかと考慮中であります。