日本車は海外勢のクルマと比較して燃費がよいとなんとなく思っていたのですが、実はそんなに燃費が良いわけでもないという記事がありました。
★世界から取り残されていく日本の「エコカー」 「日本車は燃費、品質がいい」はもはや幻想 JBpress(日本ビジネスプレス)
実際に日本車と外車に乗って、その実用燃費も合わせて計測したうえで記事にしているので、説得力があります。国産車は10-15モード燃費という基準で計測されていますが、このモード燃費で高得点が取れるように、いわばお受験のテクニックが駆使されていて、実用燃費は伸びにくいとのことです。
10-15モード燃費がどれほど実際の走行と差があるかについては、こちらに詳しく解説されていました。
★「エコカー」が増えても日本のガソリン消費量が減らない不思議 JBpress(日本ビジネスプレス)
これらの記事を読む中で、あまり燃費がよくないと思っていた外車が実用燃費ではかなり健闘していることを知り感心しました。
【2012/09/09追記】
2011年から日本でもJC08モードで燃費を計測して公表されるようになりました。10-15モードのときよりも少し燃費が下がったような印象を受けましたが、今ではほとんどがJC08モードで燃費を計るのが一般的になりましたので違和感は無くなってきました。
JC08モードでも日本車は良い燃費をマークしているクルマが多く、日本のメーカー各社は日々、省エネ技術を切磋琢磨している状況です。一時はハイブリッド車がもてはやされましたが、最近はいわゆる第三のエコカーと呼ばれるガソリン車であるにもかかわらず燃費が良いクルマも数多く販売されるようになりました。
特に日産が発表した新しいノートは燃費も非常に良いので、実際に発売されたあとの実燃費がどの程度になるのかとても興味を持っています。
やはりまだまだ省エネ技術では日本は世界の先頭をいっているのではないかと思います。
コメント