太平洋側を東北方面に延びる常磐道は渋滞しにくい?

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渋滞

以前、情報番組を見ているときに、常磐道は渋滞しにくいということを紹介していました。東北道が渋滞しているときは場合によっては常磐道経由で行った方が仙台や盛岡などには早く着くこともあるそうです。

東京~仙台間は東北道と常磐道どちらを走った方が良い? 【自動車用語解説】

上記のサイトに寄れば、

東京―仙台間は、素直に東北道を行くルートと、常磐道-磐越道と走って郡山から東北道に合流する常磐道ルートのふたつがあります。近いのは当然東北道で、常磐道ルートより25キロ短い。制限速度が80キロになっている区間も多いので、通常は所要時間にして約30分、東北道ルートの方が速くなります。

と書かれています。


先日、常磐道を使って水戸まで行く機会がありましたが、確かにクルマの滞りが少なく、渋滞している箇所がありませんでした。帰りに外環へ乗り継ぐための三郷ジャンクション付近が混雑していましたが、逆に言うとその程度です。

常磐自動車道は自然に速度を減速してしまうような場所を無くすように設計されているからだとWikipediaでは紹介されていました。確かに、中央自動車道上りの小仏トンネルとか、元八王子バス停付近、東名自動車道の大和バス停付近など、いわゆる渋滞の名所に相当するような場所が常磐道では思い出せません。また、東京から続くかなりの区間が片側三車線になっていて、クルマの流れが良いことも渋滞が発生しにくい要因なのでしょう。

ただし、最近ではマスコミ各社が東北自動車道の迂回路として常磐自動車道を紹介していることもあって、ゴールデンウイークやお盆休みなどでは常磐自動車道でも激しい渋滞が発生することも出てきました。

今後、常磐自動車道の利便性が広まってくると、さらに常磐自動車道の混雑が増えてくるかもしれません。さらに、現在は常磐自動車道では仙台まで直接行くことは出来ず、途中、磐越自動車道に乗り換えて東北自動車道に出る必要がありますが、やがては仙台まで常磐自動車道経由で行くことが出来るようになります。こうなれば、さらに渋滞が発生するようになるかもしれません。逆に東関東自動車道や圏央道が開通すると交通の流れが変わる可能性もあります。今後の常磐自動車道の交通量の動きが気になります。

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