関越自動車道で休日千円の対象となる区間を千円以上乗車する場合には、練馬インターチェンジから高速道路に乗るよりも、調布インターチェンジから中央自動車道にのって、圏央道で鶴ヶ島に出た方が値段が安くなります。
本来は圏央道は休日千円の対象路線ではないので、値段が非常に高くなるはずなのですが、中央自動車道から圏央道を経由して関越自動車道に出る場合には、八王子料金所以降、一カ所も料金所を通りません。従って、全てが千円高速の対象となる長野の方を遠く回って来たのか、圏央道を経由してきたのか判別が一律に出来ないので、このような扱いになっているようです。たとえば、調布インターチェンジから渋川伊香保インターチェンジまで行ったとすると、徴収される料金は1000円均一区間の料金+中央自動車道の均一料金区間の料金で1400円となります。
一方で、もしも関越自動車道だけを使用した場合は1750円になり、その差は350円になります。意外と値段差があります。
しかし、もしも、圏央道の途中のインターチェンジ、たとえば青梅や入間、狭山、日の出、あきるのなどで降りると、圏央道の料金があわせて徴収されて、調布まで行くよりも高くなってしまいますので注意が必要です。たとえば、渋川伊香保インターチェンジから青梅インターチェンジまでは、休日特別割引を利用して1600円になります。
私の家からだと練馬のインターチェンジに出るまでには環状八号線などを経由しなければならず、1時間程度かかってしまうこともあります。反面、調布インターチェンジであれば15分もあれば着いてしまいます。途中、渋滞に遭う可能性も少なく、断然、調布インターチェンジから高速に乗った方が楽です。
しかし、中央道→圏央道→関越道と回った方が距離的には遠いので、時間はあまり変わりません。出かける前にトラフィックインフォメーションを見て、関越道よりも中央道の方が空いている場合には調布インターチェンジを最近では使うようにしています。また、帰ってくるときにも、鶴ヶ島から先で渋滞が目立つときには圏央道と中央道を使って調布インターチェンジに出るようにしています。
先日、渋川伊香保インターチェンジから関越自動車道で帰ってくるとき、かなり渋滞がひどかったのですが、この日も鶴ヶ島から先は圏央道で中央道に向かいました。以前は圏央道の車の通行量は非常に少なかったのですが、今回は青梅インターチェンジや日の出インターチェンジのあたりまで、とてもたくさんの車が走っていました。
走行車線には車の列が出来ていて、追い越し車線をときどき車が追い越していくような感じの交通量です。圏央道の利便性もずいぶん知られるようになって使われてきたのだと思います。反面、関越から中央自動車道まで出てしまおうという人はあまりいないようでした。この日も中央自動車道では国立府中インターチェンジから稲城ジャンクションまで渋滞7Kmの表示が出ていたのですが、近づくにつれて渋滞は解消されていったみたいで、結局は中央道では渋滞にあうことなく調布まで着くことが出来ました。
今後、圏央道については八王子と海老名の間が開通して、東名高速道路につながります。今までは、環状八号線を通って、東京インターチェンジまで行き、そこから東名高速にのっていたのですが、今度は調布インターチェンジから中央自動車道にのって、圏央道経由で東名道に出ることが出来るようになります。
甲州街道や環状八号線が混雑していると東京インターチェンジに出るのにも40分程度かかってしまうこともあるので、調布インターチェンジが利用できると非常に時間が短縮される効果が期待できます。圏央道が延長されることによりとても便利になります。今後が楽しみです。
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