お台場の潮風公園というところに行ったあと、夜の8時頃、お台場から高井戸まで首都高速道路を走りました。この日はあいにくの雨降りで、ときおり、かなり強い雨が降っていました。台場のインターチェンジから首都高速に入り、レインボーブリッジを渡るころまでは良かったのですが、浜崎橋ジャンクションの手前から、いつものように酷い渋滞です。
浜崎橋ジャンクション
首都高台場線から新宿方面へ向かうときには、特に浜崎橋ジャンクションで車線変更をする必要がありませんので、どんなにクルマが割り込んできてもそのまま同じ車線をキープします。その先、都心環状線との合流も何とかこなして、谷町ジャンクション、三宅坂ジャンクションへと走っていきます。
首都高四号線
そして、4号線(新宿線)に入りました。
この辺から降る雨も強くなってきました。中央線と平行する千駄ヶ谷の駅の付近から渋滞が始まりました。雨が強くてライトが塗装面に照りつけているせいで、車線が黄色なのか白色なのか、今ひとつ判別しにくかったです。
新宿の出口までは追い越し車線側はノロノロになってしまって、走行車線側の方がすすみが早い傾向があるので、最初は車線変更をして左側の走行車線を走っていきます。前のクルマが急発進、急停止を繰り返していたので、車間を十分に取りつつ気をつけて運転していたのですが、非常に危なかったです。そして、西新宿ジャンクションで中央環状線からの合流があるので、走行車線側は普段は混雑するのですが、この日は合流車両が少なく、あまり追い越し車線と走行車線であまりスピードに差は出ませんでした。
高井戸インターへ
西新宿ジャンクションを過ぎてからは所々に渋滞箇所がありましたので、注意しつつ走行していき、高井戸のインターチェンジから下りました。昼間でさえ、首都高速はカーブが多く、合流車線が短く、本当に危ないのに、夜、しかも強い雨という天候の中で走るのは、やはり相当怖かったです。この台場から高井戸に至るルートは今までも何回も通ったことがありますが、それでもやはり怖かったので、あまり首都高速道路を使ったことが無い場合は、悪条件が重なっているときの通行はさけた方が良いかもしれません。
【2021年7月2日追記】
2035年に日本橋から見る空が復活
東京の日本橋といえば主要な街道が始まる出発点、日本における中心の場所とも言えるところですが、昭和39年の東京オリンピック開催とそのあとの高度成長期の中で、川の上に首都高速道路を作っていったために、日本橋も首都高速道路の高架でふさがれる格好になってしまっています。
この日本橋で空を復活させるためのプロジェクトが進んでいます。具体的には頭上にある首都高速道路を地下のルートに移そうという壮大な計画です。この地下ルートの開通は2035年、今から15年後が予定されています。
その後、首都高速道路の高架の解体が始まり、全面撤去が終わるのは2040年です。
この地下に首都高速道路のトンネルを作る工事はとても難しい工事なのだそうです。地下にはいろいろなものが埋設されているので、その間を潜り抜けるようにトンネルを作らなければいけません。特に地下鉄の存在は工事を難しくしていて、銀座線との間隔は2.3メートル、半蔵門線との間隔は1.1メールしかないそうです。
もしも工事のときに地下鉄のトンネルの側壁を壊してしまい、そこに地下鉄の電車が走ってきたら大惨事になってしまいます。また、2035年にとんねるが開通した後、もし道路トンネルの側壁に大型ダンプが激突した場合、地下鉄のトンネルを守ることができるのか否か、とても心配です。
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