夏の酷暑で悪化した水槽の環境が安定してきました

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120cm水槽で水草をたくさん植えて、その中に熱帯魚を泳がせていますが、この夏の酷暑で水槽の環境が大きく悪化してしまいました。

熱波で水草水槽に打撃

特に厚さに弱い水草が溶けるようにして枯れてしまい、水の中が富栄養化して、水替えを繰り返しても水槽の中に藻が生えてきてしまいます。特にやっかいなのは藍藻という藻です。この藻がはえてくると、短期間に水槽の中にべっとりとはびこっていってしまいます。


藍藻を見つける度に細いホースで吸い出したりしていたのですが、なかなか改善されなかったので、抜本的にろ過システムも見直しました。外部ろ過装置メーカーの中でも定評のあるエーハイムという会社の大きな水槽向きの製品を購入しました。

★エーハイム プロフェッショナル3e 2078を買いました(セッティングまで)

このフィルターが非常に強力で、10月から稼働を開始したのですが、1ヶ月ほどで効果が見え始めて、12月には藻がはえにくい安定した環境になりました。やはりろ過能力がかなり高いようです。水槽が安定してくると、水草の生長スピードも高まり、水の中の富栄養化が改善されていきます。すると、水替えの頻度も少なくて済むようになり、水槽のメンテナンスがそれだけ楽になっていきます。

たぶん、これで今度の夏までは水槽の環境は大きく悪化することは無いと思います。しかし、問題は今度の夏をどう乗り切るかです。今年のように無茶苦茶に暑い日が続くと、間違えなく、今年と同じように大きく調子を崩すことになります。

今年の夏でさえ、120cm水槽にはクリップ扇をつけて、水面に風を吹き付けるようにしていました。これで、水分が蒸発するときに気化熱を奪っていくので水温が少し下がります。これにより、水温が周囲の気温よりも3度前後さげることが出来ていました。

しかし、35度を超えるような状況では3度ほど下げたところで、まだ大きく30度を超えているので、水草の調子はどんどん悪くなってしまいます。今度の夏に向けて水槽用のクーラーを購入するのか、もしくは水槽を設置しているリビングのクーラーを付けっぱなしにすれば良いのか、対策に頭を悩ませているところです。

【2016/03/13追記】

昨年の夏以来、人工物に付着する髭状のコケに苦しめられていたのですが、最近になって少し落ち着いてきました。定期的な水替えと、ぐんぐんと成長するマツモを投入したことで、過剰な肥料分を抑えることができたためだと思います。

また、水面に油膜が発生してしまったことを受けて、エーハイムのスキマーを購入しました。こちらもかなり強力で油膜を簡単に除去することができました。

本当は原因を抜本的に除去しなければいけません。時間をかけて底砂の中に隠れた汚れの除去や外部フィルター内の汚れの掃除などをしていきたいと思います。

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