昨日行われたアップルのイベントで、iPad2が発表されました。2010年に発売された初代iPadの後継モデルという位置づけになります。私自身はiPhone4は持っているのですが、iPadは買わずに様子を見てきたので、とても興味のある発表でした。
液晶ディスプレイは高解像度になるのではないかと噂されていましたが、こちらは従来と同じ1024ピクセルx768ピクセルとなります。サイズも同じ9.7インチになっています。
しかし、ハードウエア面ではデュアルコアのA5プロセッサを採用(従来はシングルコアのApple A4プロセッサ)しており、従来よりも最大で2倍の早さを実現しています。グラフィック用のプロセッサも改良されて従来よりも最大で9倍の早さを実現したそうです。これは操作をしてみれば、かなり改善した効果を実感できるのではないかと期待できます。
本体は薄く(33%減 13.4mm→8.8mm)なっているのですが、バッテリーの持ち時間はiPadのときと同じ10時間と発表されています。これだけの時間使うことが出来れば、モバイル用途としては十分なのではないかと思います。重さも680グラムから590グラムになりました。
ほかに下記のセンサも追加されています。
- 3軸ジャイロ
- 直線加速度
- 環境光
カメラは前面にも背面にも設置されました。液晶ディスプレイを見ながらテレビ電話をすることが出来るようになります。
米国での発売日は2011年3月11日、そして日本での発売日は2011年3月25日が予定されています。
購入するか否か悩ましいところです。
【2022年11月14日追記】
結局、iPadはしばらく購入せず、2016年に小田原市のふるさと納税をしたことで、その返礼品として、iPad Proの128GBモデルを初めて手にしました。6年が経過した今でも、前線で活躍しています。こちらでレポートしています。
【追記】
このあと、3月11日に東日本大震災が発生したため、日本での発売時期は3月16日に延期されることが発表されました。日本における発売日は2011年4月28日、Apple Storeやソフトバンクなどで販売を開始しました。
【2022年11月14日追記】
その後の第二世代iPad
販売終了
2012年に販売された第三世代iPadの販売後も、16GBについては継続販売されていましたが、、2014年3月18日に第四世代iPadが発売されると第二世代iPadは販売を終了しました。
iOS10からは対象外
WWDC2016で発表されたiOS10からは第二世代のiPadは対象外となりました。iOS7以降からコントロールセンターなどの透明効果のあるものは、実際には透明効果では表示されず、薄い黒色と、灰色で表示されています。
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