神奈川県のとあるコンビニの地震発生からの商品販売の激闘の様子

神奈川県にあるコンビニを運営して人が、地震発生時から翌日までの様子をレポートされています。特に停電によりコンビニの中で電気を使うことが出来なかったことが一番苦しかったようです。


また、レジには無停電電源装置が付いているにもかかわらず、レジは使えなかったとのことで、すべて手計算で対応をしました。

☆ とあるコンビニの金曜日から土曜日にかけて – G.A.W.

【2022/07/18追記】元のページが削除されてしまいました。魚拓が保存されていたので、そちらへのリンクを残しておきます。

【魚拓】とあるコンビニの金曜日から土曜日にかけて - G.A.W.
- 2011年3月13日 16:44 - ウェブ魚拓

近くの人が買いに来た時になんとか販売したいので、レジは使えなくても、電卓を叩いて商品の販売を決断されています。

実は災害時の対策については、以前からある程度考えてあったんで、このへんは既定路線

普段から災害が発生したときにどのように対応するかを考えていたというのは、とても素晴らしいことだと思います。

今回は停電から15分くらいで、コンビニに殺人的なラッシュが訪れたということです。身の安全や家族の安全などを確かめたあとに、すぐに食料品の調達のためにコンビニに人が押し寄せたのではないかということです。

また、商品に付いているバーコードを見ても値段が判りません。いつもであれば機械にバーコードを読み込ませればレジ打ちができるのですが、中には商品のパッケージに値段が書いてないものもあります。レジ打ちはパートの方にまかせて、値段が判らない商品があったら、そこから大声で叫んでもらって値段を確認するという方法をとったのだそうです。これでは時間も手間もかかりますが致し方ありません。夕方には弁当、パスタ、パンなどが欠品してしまったそうです。

深夜にコンビニの本部から電話、「地震ですので、溶解した冷凍食品は保険がききません」と告げてきたそうです。これはフランチャイズ店のオーナー側で負担しろということなのでしょう。現地は必死の思いで営業を続けているのに、ひどいコンビニチェーンだと思います。

自分のクルマを持ってきてアイドリング状態にしておき、ハイビームにして店内を照らしたというのは凄いアイディアだと思いました。

途中で店を閉めてしまっても良かったところを、きちんと商品を消費者に売るのが使命のコンビニをここまで運営した苦労は大変なことだったのだと思います。

 

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