今日は少し買い物の量が多かったので、クルマで近所のいくつかのお店をまわりました。スーパーマーケットの店頭には先週と比較すると、ずいぶん、商品の種類が復活してきています。お米やパン、納豆、トイレットペーパーといったものの在庫がかなりありました。
しかし、ガソリンスタンドについてはほとんどのお店がお休みです。特にENEOSの系列店ではお休みのお店が目立つように見えました。逆に出光やシェルといったスタンドは開店しているところがいくつかありましたが、どこも凄いクルマの行列が出来ていました。クルマの列もそんなに進んでいるようには見えませんでしたので、かなりの時間、待っているのではないかと思います。
ネットで情報を調べてみると、2時間待ちや3時間待ちは当たり前のようです。各地のガソリンスタンドの情報については、こちらに出ています。
☆災害時ガソリンスタンド情報 – gogo.gs
特に震災で被害を受けた精油所のうち一部はそろそろ生産が再開できる状況が整ってきたようです。JX日鉱日石エネルギーでは公式サイトで3月19日23時現在で下記のように掲示しています。
(1)停止中製油所における生産再開
根岸製油所につきましては、来週中にも石油製品の生産を再開できる見込みです。
一方、仙台製油所、鹿島製油所につきましては損傷が大きいことから復旧の目途がたっておりません。再稼動に向けて全力を挙げてまいりますが相当の時間を要するものと見込まれます。(2)稼働中製油所における増産、および石油製品の転送
水島製油所、大分製油所において稼働率をアップし、約30千BD(約5千KL/日)の石油製品を増産しております。
また、他の製油所・油槽所(中継基地)へ石油製品の転送を行うことで、東北・関東地区への供給を増強します。
根岸製油所では、3月15日より他製油所からの石油製品の受入を開始しております。また、18日に、盛岡油槽所へ転送するためのタンク車の出荷を開始しました。
室蘭製油所では、東北地区の日本海側の油槽所への転送を開始しております。(3)石油製品の輸入等
韓国からの石油製品輸入および他の石油会社からの製品購入等を計画・実施しております。また、輸出用石油製品の国内向けへの振り替えを行っております。(4)東北地区へのタンクローリー搬送
被災による東北地区のタンクローリー不足への対策として、西日本や北海道より東北地区へタンクローリーを搬送し、東北地区における陸上運送体制の強化を図っております。
今週末までに、東北地区(新潟を含む)へ約150台のタンクローリーを搬送する予定です。
【2011年3月20日追記】
Twitterでこんな書き込みを見つけました。(Twitter / Search – #rougai_kouzou_watanage)
あれだな、国が4月から暫定税率撤廃してガソリンの価格安くするよーってやってくれれば 本当に必要な人以外は買い控えするしその間に各ガソリンスタンドは在庫確保できるからいいと思うんだけどどうよ恒三せんせ
たしかに良いアイディアだと思います。もしも、こんなことが発表されたら、しばらく使わないであろう人は、もう給油しようとは思わないのではないかと思います。本当にガソリンが必要な人にとってガソリンが入手しやすくなるように、政府も即効性のある対策を何か取ってくれると良いのですが難しいのでしょうか。
3月19日現在では明らかな改善の様子はありませんでしたが、これから徐々に供給体制が強化されるのではないかと思います。
この三連休ではクルマを使った遠出は控えてガソリンを温存しておき、来週になって在庫が改善してから、ガソリンスタンドで給油をしようと思っています。
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