東京ディズニーランドは東北地方太平洋沖地震以来、休園がずっと続いています。浦安市内で液状化による被害が出ていますが、ディズニーランド自体はさほど液状化による大きな被害は出ていないようです。
報道(ディズニーランド当分再開できず 東京ドーム10倍の電力量がネック (1/2) : J-CASTニュース)によれば3月18日に安全点検が終わり、開園が可能な状態にはなっているようです。しかし、問題は計画停電により電力の供給が安定しない状況が、開園の目処が立たない理由になっています。
ディズニーランドやディズニーシーで消費される電力は約57万キロワットにもなると言いますので、途方も無い電力量であることが判ります。(この電力量は東京ドームの約10個分になるそうです)
3月27日に報道されたニュースの中に茨城県鹿嶋市にある住友金属鹿島火力発電所が発電を再開したというニュースがありました。この鹿島火力発電所が発電できる量は47.5万KWにとどまります。この火力発電所一つまるまる使っても、ディズニーリゾートの電力量はまかなえないことになります。
住友金属工業は26日、茨城県鹿島市にある「住友金属鹿島火力発電所」が発電を再開したと発表した。25日16時58分に点火し、26日0時57分には100%稼働送電を達成した。全発電量である47.5万kWすべてを東京電力に供給する。
電球をすべてLED電球に切り替えたり、園内にソーラー発電機を設けたりして、出来るだけ外部電力に頼らない仕組みにしない限りは、東京電力管内で計画停電を実施している最中に再開するのは難しいのではないかと思います。
公式サイトにはこのような形でお知らせが発表されていました。
平成23年3月11日に発生しました「東北地方太平洋沖地震」により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
現在の東京ディズニーリゾートの状況について、下記のとおりお知らせいたします。多くの皆様からご心配をいただいておりますパークの営業再開日ですが、まだ決定しておりません。この件につきましては、決定次第速やかに、遅くとも再開予定日の5日前の午後8時までには、東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイトおよびモバイルサイトなどで皆様にお知らせいたします。ご迷惑をおかけいたしますが、しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
「営業休止施設について」
現在、東京ディズニーリゾートの次の施設は営業を休止しております。
・東京ディズニーランド
・東京ディズニーシー
・ディズニーアンバサダーホテル
・東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
・東京ディズニーランドホテル
・東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター
・東京ディズニーリゾート・チケットセンター
・東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイト
・ボン・ヴォヤージュ
・イクスピアリ
・シルク・ドゥ・ソレイユ® シアター東京
・東京ディズニーリゾート・パートナーホテル「パーム&ファウンテンテラスホテル」
・ディズニーリゾートライン詳細は、各ホームページをご覧ください。
なお、上記以外の施設においても計画停電により電話がつながらなくなる場合があります。
ディスニーランドやディズニーシーのほか、ホテル、モノレール、イクスピアリ、チケットセンターなど、ほとんどの施設が営業されていません。
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