5月の日曜日、奥多摩周遊道路まで行きました。すでにこちらは何回か走っています。今回は奥多摩から檜原村に向かってドライブしました。
奥多摩周遊道路は総延長が20Km弱です。1973年に開通したときには有料道路でしたが1990年に無料開放されました。今でも両端に料金所が残っています。また、こちらの道は通行可能時間が設けられています。夏期(4月1日から9月30日まで)は午前8時から午後7時まで、そして冬期(10月1日から3月31日まで)は午前9時から午後6時までとなっています。
奥多摩周遊道路に入ってすぐのところにある川野駐車場にまず行ってみました。
川野駐車場は昔廃止された奥多摩湖ロープ-ウエイの遺構がそのまま残っています。
この奥多摩湖ロープウエイは1962年に営業運転を開始しました。しかし、1966年に運転を一時停止、そのまま運行されることはなく1975年に運行休止申請が出されたとされています。わずか、600メートルほどの距離しか無かったことや、奥多摩湖の向こう側との間に橋が出来てバスやクルマで簡単に行き来することができるようになったことで、お客さんの数が激減してしまったそうです。
鉄塔やケーブルもかなり錆び付いていますので、いつケーブルが切れたり、鉄塔が倒れたりしてもおかしくないような感じがします。いつまでこの施設が残されているのか気になるところです。
川野駐車場で休んでいると、サイレンを鳴らして消防車が走り去っていきました。
川野駐車場からの眺めはとても良いです。
川野駐車場を出発して、次の目的地である都民の森を目指しました。しかし、途中で前のクルマが停まってしまいました。何も無いところなので「どうしたのだろう?」と思っていると、やがて前のクルマが走り始めました。
少し進むと、オートバイが事故を起こしていて、さきほどの消防車もこちらに停まっていました。中央分離帯のところにポールが立っていたので、このポールを押し倒して、反対車線に出ることで、何とか通行することが出来ました。
やがて、都民の森に着きました。
他にも眺めの良いところには駐車場があり、こちらの奥多摩周遊道路はとても気持ちの良いドライブを楽しむことが出来ます。
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