ワールドビジネスサテライトを見ていると、アンドロイドを基本ソフトとして搭載したスマートホンの市場シェアが伸びてきたという報道をしていました。
中でも日本で販売されているアンドロイドOSを搭載したスマートフォンが流行っているのは、日本独自のサービス、たとえば、おサイフケータイやワンセグなどの機能が搭載されているところが大きいようです。
日本独自のサービスを搭載したスマホ
これらの日本独自のサービスを搭載したスマートフォンのことを、ガラスマと呼ぶそうです。これは初めて聞く単語でした。
ガラスマとは、ガラパゴス・スマートフォンの略のようです。iPhoneでは標準ではおサイフケータイやワンセグは付いてきません。ワンセグを見るためにはオプションで商品を購入する必要があり、あまりスマートでは無いのが実情です。これはiPhoneのハードウエアが世界共通のものですので、日本オリジナルの機能を載せるためにハードウエアを改造することが出来ないことによります。
その点、ガラスマでは商品単体で色々な機能を使用することが出来るので確かに便利です。私の身の回りでも、今までドコモの携帯電話を使っていた人がアンドロイドOS搭載のスマートフォンを買う人が増えてきました。もしかすると、iPhoneを使っている人よりも多いかもしれません。
今後のiPhoneとアンドロイドOS搭載のスマートフォンの販売台数はどんな形で推移していくのか非常に気になるところです。
【2013/12/03追記】
この記事を書いてから2年以上が経過しましたが、スマートホンを使っている人が信じられないほど増えました。iPhoneのほかに、androidをOSに搭載したスマホも思ったよりもずっと急ピッチで台数を伸ばしています。今まではNTTドコモのユーザーがiPhoneが無いので仕方が無くandroidスマホを購入していた面がありましたが、この秋からはドコモでiPhoneが発売されました。これにより、もしかすると日本ではiPhoneの比率が増える可能性もあります。今後の動きが気になります。
【2017/01/15追記】
この記事を書いてから6年が経過しました。当時は日本固有のサービスはandroidスマホにしか搭載されていませんでしたが、今となってはiPhone7でSuicaが利用できるようになってしまいました。アップルもワールドワイドで利用できる機能の実装を優先していましたが、とうとう日本市場の独自性にも着目しないとシェアを伸ばすことが難しくなってきたということなのでしょう。
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