PS3が24,980円に値下げ

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PS3

先日、ニンテンドー3DSが一気に1万円も値下げを実施して驚いたばかりですが、今度はSONYのプレイステーション3が8月18日から5000円の値下げが行われました。今回の値下げでハードディスクが160GB内蔵されたタイプのものが24,980円、そして、ハードディスク容量が320GBの製品が29,980円となります。


今回のPlayStation3の値下げについては本当に突然の発表で、発表から間もない18日から値下げという形になりました。ニンテンドー3DSのときとは、ずいぶん、予告期間の取り方に違いがあります。

こちらの記事では、8月16日にPS3をAmazonで購入した場合、値下げ分の差額はキャッシュバックを受けることが出来るのかをAmazonに問い合わせたことに関する記事がありました。

☆Amazon神対応か! 値引き前にPS3を買った人でも「値引き後の価格」になる可能性アリ! – ロケットニュース24(β)

まだ、Amazon側で対応について検討中のようですが、どのような結果になるのかが気になるところです。

PS3 White controller

PlayStation3は発売当時は製造原価が高止まりしてしまい、売れば売るほど赤字になってしまうと言われていた時期もありました。しかし、その後は製造コストの低減が進み値下げも行われてきました。今回も製造コストを削減した結果、顧客に還元するだけと会社側では説明をしています。

携帯型ゲーム機の市場では売り上げの落ち込みが進んでいて、利用者の間ではもっぱら、スマートフォンや携帯電話でゲームを楽しむ人が増えてきているそうです。私もiPhoneがあれば、特にそれ以外にゲーム機を持ち歩く必要性は全く感じませんので、理解できる傾向だと思います。携帯型ゲーム機については、2010年の出荷台数はその2年前の6割弱にとどまってしまったそうです。それでも、今回のニンテンドー3DSの値下げのあとは、ずいぶん、売り上げが回復している模様ですので、やはり値下げには一定の効果があるようです。

PS3

ただ、値下げ効果は一定の期間は効果が出ると思いますが、スマートフォンなどと比較したときに何らかの差別化が行われないと、売り上げ拡大を継続することは難しいのではないかと思います。今後、携帯型ゲーム機がどういう方向に進んでいくのかについては興味があります。

PS3

一方でPlayStation3のような据え置き型ゲーム機については、スマートフォンがライバルというわけでもありませんので、販売に苦戦しているのは、良いソフトに恵まれていないことが影響しているのでしょうか。PlayStation3については、単なるゲーム機というだけではなく、Torneと組み合わせてハードディスクレコーダーに変身したり、DLNAサーバーの動画や音楽を再生するクラインとマシンになったりと、ホームエンターテイメントを楽しむための中心的役割を演じることが出来る機器に進化してきています。このSONYが目指す方向性については間違えは無いと思います。

もう少しPlayStation3については注目されても良いと思いますので、今回の値下げによってどのような効果が現れるのか、気になるところです。

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