極楽湯の柏店で日経新聞をめくっていると、東京ディズニーシーの一面広告が目に飛び込んできました。真ん中にミッキーの大きな顔が描かれていて、「新しい魔法、はじまる」と書かれています。
日経新聞のような堅い新聞にもディズニーシーの広告を出すのかと思いつつ、広告を見ていると、東京ディズニーシーがちょうど10年を迎えたので、これを祝う新しいアニバーサリーが9月4日からはじまるのだそうです。
調べてみると、この10周年記念イベントは当初は4月から実施しようと準備を進めていました。しかし、3月の大震災の影響で開始を4ヶ月遅らせたそうです。
ディズニーランドをそのまま拡張していくのかと思っていたら、10年前にディズニーランドとは別のディズニーシーという形で施設がオープンしました。コンセプトもお酒を販売したりして、大人でも楽しむことが出来るリゾートという位置付けにしました。
結果からいうと大正解の戦略だったのではないかと思います。ディズニーランドはランドで新しいアトラクションを拡充しつつ、ディズニーシーはシーで新しいアトラクションを拡充しており、それぞれがとても賑わっています。国内の他の遊園地が非常に苦戦しているのとはまるで違います。
今年の震災の後では、観光の自粛ムードや海外からの旅行者の減少、そして電力不足による長期間の閉園など、ディズニーランドおよびシーにとっては非常に厳しい時期がありましたが、徐々にその痛手は回復してきているのではないかと思います。
読売新聞を見ているとそれを裏付けるような記事が載っていました。割引などの対策も効果があって、8月の入園者数が過去最高になったそうです。
オリエンタルランドの社長へのインタビューもありましたが、舞浜外の開発も含めて検討を進めているそうです。
今後、さらに変化があると思いますが、ぜひその変化を見守っていきたいと思います。
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