このブログでも使っているレンタルサーバーを借りている「さくらインターネット」という会社から、データベース機能が大幅に強化されるという嬉しいニュースが届きました。その強化の内容が半端無く素晴らしいので、嬉しい限りです。
さくらインターネットでレンタルサーバーを借りると、同時にMySQLでDBを使うことが出来ます。こちらのブログでは「プレミアム」というプランで月額1500円のコースです。ハードディスクの容量は40GBまで使うことが出来るのですが、MySQLで使用出来るデータベースは1つまで、そしてお世辞にも処理速度が速いとは言える状況にありませんでした。
MovableTypeを使っていると、通常の静的なWEBアクセスについては、データベースへのアクセスがありませんので大きな問題を感じることは無いのですが、記事を投稿したときなどに再構築をすると、とても時間がかかります。また、データベースが1個しか使えないと、MySQLのバージョンを4から5に上げるのにも手順が複雑になるので、今までずっとバージョンアップを見送ってきました。
一時期はMySQLをアップデートするために、さくらのVPSの契約をしようとおもい、申し込みと試用までしましたが、サーバーを構築する時間がなかなか取れないうちに試用期間の2週間が過ぎてしまいそうになったのでキャンセルの手続きをしたばかりでした。
ところが今回のデータベース機能の強化によって、プレミアムの場合は50個までのデータベースファイルを作成することが出来るようになります。正直、これだけのファイルが使えるようになれば、個人用途としては十分なのではないかと思います。
さらに、データベースサーバーのパフォーマンスが5倍以上も向上すると発表されています。記事の再構築も相当早くなるのではないかと期待しています。
今回の機能強化の詳細は下記の通りです。
★さくらのレンタルサーバ各プランのデータベース作成数
プラン名 強化後 強化前
スタンダード 20 1
プレミアム 50 1
ビジネス 100 2
ビジネスプロ 200 3
★データベースサーバのスペック増強により、5倍以上パフォーマンスが向上
データベースサーバのスペック増強により、従来に比べ5倍以上パフォーマンスが向上※1。それにより、処理速度の大幅な高速化を実現。
※1 ベンチマーク(sysbench)による性能比較
■新たに、ストレージエンジン「InnoDB」を提供
これまで、データベースとして提供しているMySQL※1のストレージエンジン※2は、シンプルで高速な「MyISAM」のみの提供。
今度は、新たに、トランザクション※3に対応した「InnoDB」もあわせて利用可能。
※1 オープンソースのデータベース管理システム
※2 MySQLにおけるデータの保存形式
※3 関連する複数の処理を、一つの処理としてまとめて実行する処理方式
コメント
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