さくらインターネットで発表されていたレンタルサーバーのデータベース機能強化が予定通りに9月29日のメンテナンスで行われました。
このメンテナンスが終わったことを受けて、さっそく、さくらインターネットの公式サイトにログインして、コントロールパネルの情報を確認してみました。
さくらインターネットのコントロールパネル
左に並んでいるメニューの中から「データベースの設定」を選んでみると、確かに「データベースの新規作成」というメニューが増えています。こちらはプレミアムプランに入っていますので、「データベースは合計50個までご利用できます」と書かれています。
さっそく、「データベースの新規作成」を選んでみました。
ところが、データベース名や接続パスワードなどの入力欄が非活性になっていて情報を入力できません。よくよく見てみると、「作成済みのデータベースバージョンと互換性がないため、
ご指定のバージョンは作成することができません。」というエラーメッセージが表示されていました。
これは何かと調べてみると、現在はMySQL4.0でデータベースを一つ作っています。このデータベースを削除して、MySQL5.2にしない限りは、データベースを新規作成することが出来ないようです。
ヘルプで確認してみると、下記のように明記されていました。
☆複数のデータベースを作成する事が出来ます。(mysql5.5でのみ追加が可能です。)
この仕様では、現在のデータベースを削除しない限りは、データベースの追加が出来ないことになってしまいます。新規に追加するデータベースのバージョンは5.5しか許さないという仕様はかまわないのですが、現在のMySQL4.0のデータベースは残したままで、新規のデータベースを追加できる仕様にしておいて欲しかったです。
今回、データベースが追加出来るようになったことを受けて、MySQL5に安全に移行できるようになると期待していたのですが、今回の機能追加の仕様では安全な乗り換えは厳しそうです。
さくらインターネット自体は非常にサービスが安定していて使いやすいので、別の会社のサービスに乗り換えたくはありません。
そこで、今のプレミアムプランは契約したままで、今度はスタンダードプランにでも加入し、データベースや環境を移行した上で、プレミアムプランを解約するという方向で乗り換えを検討したいと思います。
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