BOOKOFFのスーパーバザール多摩永山店(ブックオフの多摩永山店に行ってきた)というところに行った際に、本棚を見て歩いていると、「知っておきたいドライバーズハンドブック」という本が105円のコーナーにありました。1995年に発行された本なので、もう15年以上前の本になります。
ただ、中をペラペラとめくってみると、今でも通用する情報がたくさん書いてあり、なかなか勉強になりそうでした。どこの出版社が出したのかを確認してみると、JAF出版社と書いてあります。JAFでは会員情報誌のJAF MATEなどで、運転に関する色々なコンテンツを提供し続けていますので、このような本を出版するのも得意なのではないかと思います。
本の内容は、
第一章 セーフティドライブのためのSoftテクニック
第二章 ちょっとご注意!ドライブテクニック
第三章 クルマは大切に扱い大切に乗ろう
第四章 季節のトラブル防止法
第五章 みんなの行動特性を知ろう
第六章 誰にでもわかる運転生理学
第七章 ドライブをリッチに楽しもう
第八章 海の彼方へ、海の彼方から
という8つの章から構成されており、それぞれが10ポイント前後のテクニックなどが紹介されています。
参考になりそうな情報なのですが、楽天ブックスやアマゾンで検索をかけてみても見つけることが出来ません。残念ながら、この書籍は発売されていないようです。
面白いなと思ったのは、ドライバー同士の意思表示のところで書かれていたのですが、合流のときに手を出して「入れてください」と意思表示をするときです。このときは、相手の手のひらを見せるのではなく、手の甲を見せるのが肝心なのだそうです。手のひらを見せると、相手に「ちょっと待て」という意味にとられてしまい不快な気持ちにさせてしまう場合がありますので、手の甲を見せようということです。
確かにバスの運転手さんなんかは、車線変更を無理にしなければいけない場面では、白い手袋をしつつも、手の甲を見せるようにしています。これにはこんな意味があったのかと感心しました。
このように他の本にはあまり書かれていないようなことも含めて、今でも通用することがたくさん書かれているのですが、現在ではこの書籍が売られていないことは非常に残念なことだと思います。
コメント