初代iPod nanoのアップル社による無償交換

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りんごapple

 アップル社で発売した携帯型のデジタルプレーヤー、初代のiPod nanoで、充電中に加熱、焼損する事故が報告されています。この初代モデルは2005年の9月から2006年の12月まで181万台が販売されました。このうち、一部のバッテリーに問題があり、76件の充電中の事故が発生しているようです。


 昨年の8月に経済産業省から事故の再発を防止するための対策を徹底することを指示され、連絡があった利用者に対して、バッテリーの無償交換をアップルでは実施してきました。ところが、その後も15件の事故が発生したため、今回の無償交換の対応が発表されました。

 ☆Apple – サポート – iPod nano 交換プログラム

Apple では、ごく稀に iPod nano (1st generation) のバッテリーが過熱して安全上の問題を引き起こす可能性があることを確認しております。対象となる iPod nano は 2005 年 9 月から 2006 年 12 月の間に販売されたものです。

この問題は、製造上の欠陥があるバッテリーを生産した特定のバッテリーメーカーに原因があることがわかっています。実際に過熱事故が発生する可能性はきわめて低いとはいえ、バッテリーの経年に伴ってその可能性は高くなります。

iPod nano(1st generation)をお持ちのお客様は使用を中止し、下記の要領で無料交換手続きをされることをおすすめいたします。

注意:これは iPod nano (1st generation) に限られた問題であり、他の iPod には影響がありません。

 対象製品のユーザーに対しては、直ちに使用を中止して、今回の無償交換の手続きを実施するよう呼びかけています。この初代のモデルの最大の特徴は、前面が白または黒のプラスチック、背面が銀色の金属でできている点です。第二世代以降のモデルでは前面、背面ともに金属製になりました。

 アップルではユーザーから送付された製品のシリアル番号を確認して、交換対象に該当するか否かを調査します。そして、交換対象に該当することが確認されれば、約6週間で交換品が手元に届くかたちになります。

 交換した商品は工場出荷状態で届けられますので、交換に出すまえに、iTunesですべてのデータをバックアップしておき、交換品が届いてから復元する必要があります。

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