NTTドコモが自動翻訳電話を11月9日から試験提供開始

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NTTドコモ研究所

 日経新聞を見ていると、NTTドコモから自動翻訳電話の試験提供が9日から開始されるという記事がのっていました。最初に日本語と英語、または日本語と韓国語の通訳からスタートします。そして、来年の1月には中国語に対応し、来年には商用サービスの開始を目指しています。


 今回の試験サービスは誰でも使えるというわけではなく、公募で選ばれた一般の利用者が約400人と、観光や小売、そして医療などの協力企業15社以上が参加します。試験期間中は原則として無料でサービスが提供されます。

 調べてみると、こちらでモニターが募集されていました。

 ☆通訳電話サービス | NTTドコモ

 実際に動画で自動翻訳をしているところが映し出されていました。たとえば、日本語で話しかけると、数秒のブランクを置いてから、韓国語で翻訳された結果が話し声として聞こえてくるような形になります。

 また、翻訳前後の内容については、音声だけではなく、画面上に文字でも表示されていました。現在は日本語の認識精度が90%、英語の認識精度が80%程度だそうです。

 ハードウエアの性能向上は日進月歩で向上していますので、今後、このような自動翻訳の技術も素晴らしい勢いで伸びて行くのではないかと思います。今後が非常に楽しみな夢のある発表でした。

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