民主党の税制調査会でエコカー減税が延長の方向へ

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 民主党の税制調査会は、エコカーに対して、自動車取得税や自動車重量税を減免する措置を、2012年度以降も延長する方向で進めることになったそうです。本当は2012年の4月に期限が切れる予定でした。

 まだ、経済が冷え込んでいて、とても回復の基調にのっている状況ではありません。もしも、エコカー減税をやめてしまうと、さらにクルマが売れなくなってしまうので、減税を延長することは必須だと思います。

 一部の報道では「環境性能の高いクルマに絞り込む」という記載がありましたので、もしかすると、今よりも対象の車種の範囲が絞られる可能性もあります。

 また、自動車工業会は自動車取得税などの廃止を要望していました。確かに、自動車関係の税金は多岐におよんでいる印象があり、マイカーを持ちたいという希望にブレーキをかけてしまっている印象が根強くあります。しかし、こちらについては、財務省や総務省などが、地方自治体側に変わりとなる財源がないため、実施には消極的でした。

 したがって、エコカー減税が継続されるかわりに、自動車取得税の廃止は見送り、今の自動車関係税の体系はそのまま継続されるという方向性が色濃くなってきたようです。

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