グーグルの地図で渋滞情報が確認できるようになりました

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渋滞

グーグルが12月9日にグーグルマップで日本全国の交通状況を確認できる機能を公開しました。パソコンで表示させたちずだけではなく、iPhoneのマップアプリでも確認することができます。以前から渋滞状況がメニューで選択できるようになっていましたので、近い将来に見ることができるようになるだろうと思っていたのですが、こんなに早く機能が開放されるとは思っていませんでした。


実際に渋滞の情報を見てみると、実に情報の提供内容がきめ細かいことがわかります。VICSと比べられないほどの細かさだと思います。渋滞の情報は道の上に重ねられるようにして表示されます。カーナビでVICSの渋滞情報を表示すると道の両脇に混雑情報が表示される線が描かれるため、ゴミゴミとした印象を受けるのですが、こちらの地図の表示方法は整然としていて実に見やすいです。

また、この渋滞情報はiPhoneなどから送られてくる位置情報をもとにして自動的に生成されているそうです。自動車に乗っている人と歩いている人の区別をどの様にして比べつしているのかなど、どんなソリューションになっているのかとても気になります。

まだ、ためしていないのですが、画面左下の変更というメニューを選んで曜日や時刻を設定するとその時間帯の交通状況を確認する機能もあるそうです。

さらにAndroidに提供されているグーグルマップナビでは、目的地に着く予想時間はこの道路状況を加味して計算されます。目的地に至るルートの考慮に混雑の状況が反映されるのか否かはわかりませんでした。

今後、交通状況がどのように進化するのか非常に楽しみです。

【2012/09/17追記】

9月19日から配信されるiOS6では、アップル社が自前の地図のサービスを開始します。日本では発表当初は渋滞情報は提供されませんが、提供するための準備は着々と進めているようです。選択肢が増えることは良いことだと思うので、どんな出来映えのものか、最初に見るのを楽しみにしています。

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