12月26日にトヨタ自動車から新しいハイブリッドカーのアクア AQUAが発売されました。近所のトヨタの販売店でもアクアを大々的にアピールしていました。
トヨタの公式サイトでも専用のページが立ち上がりました。
全長は4メートル未満、そして、全幅は1695mmです。これは、同じトヨタのラクティスと同じサイズになります。コンパクトで小回りがききそうです。
アクアの価格は売れ筋と言われているSというグレードで179万円になります。これに各種のオプションを付けると200万円前後の価格になり、コンパクトカーとしてはやはり値段が高い部類になりそうです。プリウスは217万円からなので、価格的にはかなり似ています。
JC08モード燃費35Km/L
アクアの燃費はJC08モードで35Km/Lと発表されています。実燃費はどの程度になるのかが、とても気になるところです。
トヨタ自動車のクルマの中でもかなり人気が出そうな気がします。どの程度の販売量になるのか、発表が楽しみです。
【追記】
発売前に6万台の予約
夕方にかけてさらに色々な情報が発表されています。
読売新聞によれば、今回の発表前の段階ですでに6万台もの予約があったそうです。しかも、これから予約しても納品されるのは4ヶ月も先ということなので、凄い人気であることは間違えありません。エコカー補助金が再開される動きも報道されていますので、この辺も追い風になっているのでしょう。
プリウスが本当にたくさん売れて以来、思いのほか、ハイブリッドカーの販売に拍車がかかりましたが、今後もしばらくは、人気が継続しそうな勢いです。
【2012/01/22追記】
アクアの国内受注台数が1月下旬にも10万台の大台にのる見通しになったと報道されていました。2011年の12月26日に発売されましたが、政府のエコカー補助金が復活することなども相まって、発売前の段階で6万台を受注、発売後も順調に販売台数を伸ばしていき、10万台の大台に達する見通しになったようです。現行のプリウスは2009年5月に発売した際には1ヶ月の受注台数で約18万台にも達したそうで、今回のアクアはこれに大きく及びませんが、それでも歴代2位の記録になるそうです。
【2018年12月25日追記】
レンタカーでアクアに乗車
その後、九州の大分に旅行で行った際に、アクアにレンタカーで乗るチャンスもありました。こちらの記事で紹介しています。
【2021年2月2日追記】
アクア発売から10年
早いものでトヨタのアクアが発売されてから10年が経過しました。これだけ時間が経ったのだからアクアの人気も衰えているだろうと思いがちですが、実はいまだに2020年の乗用車ブランド通称名別順位では14位にランクインしています。トヨタではその後、ハイブリッドカーのラインナップを充実化していますが、その中でも14位をいまだにマークしていることは凄いことだと思います。
人気の秘密の一つはいまだに光る燃費性能の良さです。2011年のデビュー時で、JC08モードの燃費性能は最高で35.4km/lでした。現在の基準であるWLTCモード燃費表示では、最高が29.8km/lとなっています。中上級グレードのでも27.2km/lであり、日産「ノートe-POWER」のWLTCモードの最高値29.5km/l、ホンダ「フィット e:HEV」も最高値が29.4km/lと比較しても立派な値です。
【2021年4月23日追記】
新型アクア発売の噂
その後、トヨタからはヤリスが発売されて燃費性能はWLTCモードで最大36.0km/Lを達成しています。そんな中で時期のアクアについて噂が出始めています。「次期型アクアは、ハイブリッドシステムに新開発のバッテリーを搭載する」という噂です。このバッテリーを搭載することによって、現在のアクアは電気自動車として走ることができる速度域が約20km/hまでなのに対して、新型のアクアでは約50km/hへ拡大することになると言われています。ヤリスでは約30km/hまでなので、これを上回る数字になります。EVで走ることができる速度が上がればガソリンを使う機会がそれだけ減るので、実燃費への効果があることが期待されています。
また、次期のアクアでは「強回生システム」という、アクセルペダルを戻すと減速コントロールにつながる機構が搭載されて実燃費が上がると期待されています。日産のノートe-Powerに近いものでしょうか。
現行のアクアは2021年4月25日に受注締め切りになり、次期のアクアは初夏にかけて動きが出てくると言われています。今後どんな発表があるのか楽しみです。
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