今日は楽天証券にアクセスしてソニーの株価を確認しようと思ったところ、なぜか株価の欄が取引時間外と同じ表示のハイフン「-」になっていました。ほかの銘柄の株価は表示されているのに、ソニーだけがハイフンになっているように見えたので、まさか大きな不祥事でもあって取引中止になってしまったか、もしくは売り注文が殺到してストップ安にでもなってしまったのかと驚いてしまいました。
ところがニュースを見てみると、東京証券取引所で相場情報を配信するシステムの一部に障害が発生して、株式などの241銘柄が売買できなくなってしまったそうです。この障害は結局午前中いっぱい続いてしまい、前場では取引が出来ない状況になりました。しかし、システムは午前中で復旧したようで、12時30分からの後場では取引が再開されました。
全銘柄の取引不能という状況は免れたので、報道などを見ていても、思ったよりも大きくは扱われていないような気もします。
一方で、そもそもこのトラブルに気がつくことになったソニーのことなのですが、後場が終わったあとの午後3時、2012年3月期の連結決算見通しで純損失が従来に予想されていた900億円から2200億円に大幅に拡大することを発表しました。純損失はソニーはこれで4年連続になってしまいました。
テレビ事業の不振、円高、震災など、輸出企業にとっては非常に厳しい環境になりましたが、ずっと昔からソニーという会社にはあこがれを持ってきたので、是非、来年度に向けては技術力を武器に頑張って欲しいと思います。
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