amazonでオリオン電機の薄型カラーテレビが非常に安く売られていたので、目を疑ってしまいました。本記事を投稿する時点で、特価で売られている商品は残り4台という表示になっていました。(商品へのリンクを掲載していましたが品切れに伴いリンクを削除しました)
【2013/11/23追記】
その後も液晶テレビの値段はずっと下がり続けてきましたが、アナログ放送が終了する際には、液晶テレビの需要が高まったために、一時的に値段が上がった時期もありました。しかし、地デジへの移行が終わったあと、また液晶テレビの値段は下がり、最近では下げ止まったような形になっています。
一時期は32インチテレビがもっとも1インチあたりの値段が安かったのですが、最近では40インチ以上のテレビについても、1インチあたりの値段に換算すると、ずいぶん値段が安くなってきました。
アナログテレビのときには、ブラウン管の品質を保つことには高い技術が必要であったため、たとえ25インチのテレビであってもかなりの値段で売られていました。ところが、液晶テレビになってからはどんどん値段が安くなってきています。また、中国や韓国の会社でも部品さえ集めることができればテレビを生産することができるようになってしまい低価格競争に拍車をかけてしまいました。日本の家電メーカーは非常に厳しい局面にさらされています。
最近になってからはSONYが少品種に絞って大画面のテレビにシフトしたため、採算がとれるようになってきて、エレクトロニクス部門の採算が徐々に改善しています。今後の傾向が非常に気になるところです。
コメント