東京ディズニーシーのマーメイドラグーンにある子ども用のジェットコースターで、子どもが戻ってくるのを待っていました。すると、目の前に掃除をする人がそれとなくやってきました。ジェットコースターと通路の境にある紫色の手すりを拭き始めました。
とても一生懸命に拭いているところが少し不思議な感じでしたが、何だか、手すりの上の何も無いところを磨き始めました。
まるで、そこに壁か窓ガラスでもあるかのようです。
そのまま様子を見ていると、スプレーで液体をふりかけた時に、ポヨヨーンとか、手すりを拭いた時にピョーンとか効果音がつくようになりました。掃除をしている人が何かで音を出すためのスイッチをオンにしているのだと思いますが、どこにスイッチがあるのかがよくわかりません。音自体は掃除道具を収納しているキャリアカートから音がなっているようです。
最初は私たちくらいしそこにはいなかったのですが、直ぐに20人くらいの人だかりが出来ました。その後、5分ほど掃除をしたあと、さっそうとその場を立ち去って行きました。
このような、ちょっとした場所でさりげなく演技が始まるあたりが、ゲストに必ず満足させようとするディズニーの心意気が伝わってくすごいところだと思いました。
【追記】
ネットで動画を探してみると、やはり、ありました。
パフォーマンスの種類は少し違いますが、雰囲気が似ています。キャストの中にはこのような特別な練習をしている人たちもいるようです。事前にどこで実施されるか、どこにも予告はありませんので、この実物を見るためには運も必要かもしれません。
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