月の見かけの大きさが太陽より小さくなり、太陽の縁だけが見える金環日食を鑑賞

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金環日食

 今日は5月21日(月曜日)、関東などから金環日食が観測できる日です。いつもであれば、朝7時頃に起きますが、今回は6時10分ごろに起きて、観測に備えました。今日は曇りになると天気予報が言っていたので、天気が真っ先に気になります。

 観測のために、子どもが通っている小学校まで行って観測しようと思っていたのですが、寝室の東側の窓から、そのまま太陽が見えることが判明、家から観測することにしました。雲は少し出ているものの、幸いなことに太陽は非常によく見えます。


 この記事を書いているのは午前7時、かなり太陽が欠けてきました。

太陽が欠け始めました

 寝室のテレビをつけてみると、日食の中継をしていました。どこのチャンネルも日食の中継をしています。テレビ東京では7時30分からアニメの放送(しまじろう)をしていたと、あとからネットで話題になっていました。日本列島が全体で大騒ぎしているときに、テレビ東京はマイペースで素晴らしいと思います。

 そして、7時12分には少し厚い雲に隠れてきました。

雲に覆われる少し前
雲に覆われる太陽


 それでも、太陽は非常に明るいので、形がどうなっているのかはわかります。

雲が出ていてもよく見える太陽

 7時20分には鹿児島からの金環日食の瞬間の映像が中継されていましたが、残念ながら厚い雲に遮られていて、日食を見ることは出来ていませんでした。

 7時28分には和歌山の串本からの中継で金環日食が放送されました。こちらは、とても綺麗に見ることが出来ていました。

 そして、いよいよ関東から金環日食が観察できる時間が近づいてきました。徐々に太陽の中心に月の影がすっぽりと収まって行くことがわかります。

 こちらは、東京から見た7時36分の太陽です。

金環日食まであと少し

 そして、薄曇りではありましたが、金環日食を観測することが出来ました。

金環日食

 あたりがもっと暗くなるのかと思っていたのですが、案外、暗くなりません。あれだけたくさんの面積が月で覆い隠されているにもかかわらず、これだけの明るさが確保されているということは、やはり太陽のエネルギーを感じる瞬間でもあります。

 また、金環日食が始まると、近所の犬やカラスがけたたましくないていました。単に金環日食を観察している人が歓声を出したことに反応しているだけなのかもしれませんが、もしも自然現象に反応していたのだとするとすごいことだと思います。

 たぶん、人生の中で最初で最後の金環日食、良い思い出になりました。

コメント

  1. 臨機応変? より:

    今度は金星の日面通過

    StarWalkで6/6の太陽をみたら金星の日面通過になったよ。 / naka_hide  2012年5月21日は、金環日食がありました。日食観察用のグラ…