昨年、一世帯あたりのパンの購入金額が、コメを買った金額よりも上回ったことがNHKで報道されていました。総務省の家計調査で分かったようです。
これによると、1人暮らしを除く世帯でコメを買うために支払った1年間の金額は27,780円、これに対してパンを購入した金額は28,368円だったそうです。
私の食生活のことを考えると、朝はパンを食べていますが、昼と夜はほとんどがご飯なので、実感とどうもあいません。何故なのか、さらにニュース記事を読んでいくと、食生活の多様化でコメの消費量が減っていることだけが原因ではなく、パンの原料になる小麦が世界的に値上がりしていることが原因になっているようです。また、家庭でコメを炊かずにコンビニのおにぎりや弁当を買う機会が増えていることも一因とされていました。
確かにこの調査では、世帯でコメを買うために支払った金額ということなので、外食でご飯を食べた分とかコンビニでお握りを買った分については含まれていないようです。私も昼は外食、夜はときどき外食という形になっています。とすれば、朝食は必ず家でパンを食べていますので、パンに支払っている金額の方が多いのかもしれません。
世帯でコメやパンを買った購入額の比較ではなく、食事のカロリー量から換算すると、日本ではご飯を食べる量とパンを食べる量がどの程度違うのか、その統計数値が気になるところです。
コメント