Amazonが米国で発売している電子書籍リーダーKindleですが、まだ日本では発売を開始していません。日本の出版社とその契約方法や販売方法等について協議を重ねているものと思いますが、米国ではすでにペーパーブックよりも電子書籍の売り上げの方が大きくなったという情報も飛び込んでくるようになり、日本ではいつ発売されるのかがずっと気になっていました。
そんな中、2012年6月26日にとうとうamazonが同社のWebサイト上で、電子書籍リーダーのKindle を近日発売すると公表しました。
まだ、こちらのページでは、発売日、価格、どの製品が発売されるのか等、詳しいことは全く分かりません。ただ、希望するユーザーには、詳細情報が決まった時点で販売開始の告知をメールで送信をしてくれます。
登録するのは簡単で、amazonにログインしている状態で、上記のページで「今すぐ登録」のリンクを押せばすぐに、呆気ないほど簡単に登録されました。
amazonは電子書籍リーダーでシェアをおさえることが出来れば、amazon経由で電子書籍を購入して貰えるようになります。日本におけるKindle発売が決まればかなり力を入れて端末の販売を続けるのではないかと思います。
米国では下記の機種が発売されています。
・kindle 79ドル
・Kindle Touch 99ドルから149ドル
・Kindle Fire 199ドル (アンドロイドベースのOS搭載)
最も廉価なKindleを日本円にそのまま直すと6400円程度ということになります。もしも、こんな価格でそこそこ使うことが出来る電子書籍リーダーが信頼できる会社から発売されれば、もしかするとかなり売れるかもしれません。
そのほか、売るために必要な大事な要素は、どの程度の本を電子書籍で売ることが出来るかになります。もちろん、紙の本に比べて電子書籍の方にお得感を出した価格を設定できるか否かも大事だと思います。
すでに音楽については、CDを購入するよりもiPodなどにダウンロード購入する機会が断然に増えました。電子書籍も普及の条件が整えば、日本でも爆発的に普及する可能性を秘めていると思います。
【2012/07/29追記】
amazonのKindleの近日発売に関する情報が流れた直後、楽天からKobo Touchという電子書籍リーダーが発売されることが告知されました。そして、2012年7月19日に日本国内で発売されました。
こちらのKobo Touchを購入し実際に使ってみました。
意外と画面が見やすいのにまず驚きました。白地のバックに文字がくっきりと浮かび上がります。また、バックライトがついていないので、見つめていても目が疲れません。しかも、バッテリーが1ヶ月も保ちますので、あまり電源のことを心配せずに使うことができます。
Kindleがいつ頃発売されるか現時点では分かりませんが、こちらのKoboを中心に使っていきたいと思います。
【2012/08/31追記】
すでにアマゾンから日本でも近日発売の発表をしてから2ヶ月が経過してしまいました。しかし、いまだに具体的な発売日についてのアナウンスがありません。9月に入ると米国アマゾンでプレスリリースがあるので、その場で新しいKindleと日本などにおけるサービスの開始が発表されるのではないかとも言われています。
今後の動向が気になります。
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