朝日新聞など一部の報道でアマゾンの電子書籍国内サービス開始は9月か?という記事がありました。角川グループとは作品の提供を受けることで大筋合意したということも同時に報道されています。ほかには新潮社が提供に前向き、講談社との交渉は大詰めと紹介されていました。
すでに楽天からはKoboが7月19日から発売が開始されています。
端末の値段が安かったこともあり、相当の台数がすでに出荷されているようです。一方で、Amazonでは7月始めに近日発売の発表をしたものの、いまだに正式にいつ発売になるのか発表されていません。しかし、電子書籍の国内サービスが開始されれば本格的にKindleの販売も同時期に始めることになると思います。
私自身はすでに楽天のKoboを購入しました。発売前に予約するとプラチナ会員は3000ポイントの還元が得られること、および電子書籍の購入に楽天スーパーポイントを使うことが出来ることが魅力でした。
この楽天Koboはサービスを開始した7月19日の当初はトラブルが発生していましたが、私が使い始めたのは7月20日でしたので幸いなことにトラブルに巻き込まれることがありませんでした。現時点では快調に電子書籍を読むことが出来ています。
重い本を何冊も持ち歩く必要が無いこと以外に、特に文字のサイズを自由に変更することが出来るのは、電子書籍のメリットです。また、紙の本と同じように炎天下でもくっきりとした文字を読むことが出来ます。さらにはバッテリーが約1ヶ月保ちます。これは通常のスマホでは得られないメリットになります。
普段、iPhoneを使っていると、ページめくりのレスポンスなどで少々違和感があるところもありますが、本を読むという目的から考えればこの程度のスペックで十分かもしれません。ただ、まだ電子書籍のコンテンツの種類が少ないので、今後の充実に期待をしています。
一方で楽天に先を越された形になったアマゾンですが、いつ日本国内のサービスを開始するのか、そして電子書籍はどの程度の種類が提供されるかが最も気になるところになります。
音楽の世界ではコンパクトディスクを購入する機会は減っていて、iPod等で電子的にコンテンツを購入する機会が増えていますが、本に関しても同様に大きな変化があるでしょう。今後、日本でも紙の書籍は急速に少なくなっていき、電子書籍が急速に普及していくものと思います。このときに、どの電子書籍が国内で大きなシェアを獲得するのか、今後の動向を見ていきます。
コメント
AmazonのKindleがまもなく日本でも発売される
Kindle Fire / nhayashida Amazonが米国で発売している電子書籍リーダーKindleですが、まだ日本では発売を開始していません…