米国のApple社ですが、8月20日の米国株式市場で上場来高値を記録しました。終値ベースで665.15ドルです。これに発行済株式数をかけた時価総額は6235億ドルという途方もない金額です。世界の企業の中でも最高の時価総額だそうです。
今までの時価総額トップは、1999年に同じ米国のMicrosoftが記録した6208億円でした。当時は、Windows95が爆発的に売れて、インターネットが瞬く間に普及し、Windows2000の発売を真近にひかえて、次は何が起こるのだろうとワクワクしていた時期です。
Apple社のワクワク感
ちょうど、Appleも同じ状況で、iPhone4Sが爆発的に売れて、次は何が起こるのかと消費者かわワクワクとしている状況です。Appleの株価は市場に新製品を投入する前に上がることが多いそうです。今回も9月に新型iPhoneや新型iPadの発売があるのではないかと噂されているタイミングなので、絶妙な時期なのでしょう。
2位はエクソンモービル
ちなみに時価総額の2位は米国の瀬急大手、エクソンモービルになります。しかし、アップル社はエクソンモービル社の時価総額よりも5割以上高い大差をつけています。日本で時価総額が1番高い会社はトヨタ自動車ですが、この時価総額よりは4倍の数字になります。いかに、アップル社の時価総額が高いかがよく判ります。
しかし、1999年当時の貨幣価値と現在の貨幣価値では隔たりがあります。徐々に物価が上がっているので、当時の1ドルが持つ価値と現在の1ドルの持つ価値では、当時の1ドルの持つ価値の方が高いことになります。このように米国におけるインフレ率を加味して計算すると、1999年当時のマイクロソフトの時価総額の方がまだまだ高いそうです。インフレ率も加味して計算すると、アップル社の株価は908ドルまで上がらないといけません。インフレ率も加味した時価総額歴代1位を記録するには、まだ少しの時間がかかりそうです。
【2022/01/04追記】
Apple社の株式時価総額が3兆ドルを突破
米国Apple社の株式時価総額が3兆ドルというとてつもない額を一時突破して、大きく報道されています。こちらで紹介しています。
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