iTmediaなどの記事によると、iPhoneの次期のOSであるiOS6ではYoutubeのアプリがデフォルトではインストールされていないことが明らかになったそうです。β版のOSにYouTubeのアプリが入っていないことが明らかになって、米国のApple社がメディア向けの声明文でこれを認めたそうです。
ただ、デフォルトでアプリが入っていないだけで、App storeからは色々なYouTube再生アプリを追加でインストールすることができますし、また、付属のブラウザでYouTubeを再生することができますので、iPhoneでYouTubeを見ることができなくなってしまうわけではありません。
次期のiOSでは地図についてもAppleが独自に展開する地図サービスが利用可能になります。すでに、6月11日に開催されたイベントで正式に発表されています。各地の渋滞情報、経路探索機能、ナビ機能、街を3Dで表示する機能、Siriとの検索機能の統合などが搭載されると発表されています。
今までのiPhoneは世界の中でベストなサービスを利用できるようにするというコンセプトだったと思うのですが、最近の傾向は自前主義に変わってきているようにも思います。
ただ、従来の地図サービス自体が、今まで、長い時間をかけて洗練されてきたサービスだったので、最初から追いつくことはかなりの困難を伴うのではないかとも思います。アップルの公式サイトでiOS6先行告知を確認してみると、地図に関する紹介もされていました。イメージデータではなくベクターデータを使って地図を描写しているそうです。イメージデータは拡大をするとより詳細なイメージデータを再度読み込み直すような動作になりますが、ベクターデータを元にした地図は動作が異なってきます。どんな動きになるのかが気になります。大幅に拡大してもグラフィックやテキストは驚くほどに詳細だということが紹介されていました。
また、Passbookという機能も新しく実装されます。日本で言えば「おサイフケータイ」に相当する機能です。しかし決済に使うというよりは、映画のチケット、お店のクーポン、ポイントカードなどを一箇所にまとめておくことが出来ることを目標にサービスが開始されるようです。
今後、どんな形でiOSが進化していくのか、興味深くなってきました。
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