ロイターによると、シャープが8月から新型iPhone向けのディスプレイを出荷開始するそうです。
シャープは四半期決算報告を実施しましたが、その記者会見の中で奥田社長がディスプレイの出荷について発言があったようです。この時点で奥田社長からはディスプレイのサイズに関する発言は無かったようですが、ロイターはこのディスプレイが次世代iPhoneのものだと報道しています。何か、他の根拠も持っているのかもしれません。
Apple社の新しい製品については、正式な発表までは公式に情報が発表されることはほとんどありません。そんな中で、今回の奥田社長の発言はとても珍しいことだと思います。ITproでは、シャープの存在が大きいことをアピールしたかったのではないかとしています。
新型iPhoneでは液晶画面のサイズが現行のiPhoneよりも大きくなるのではないかと思います。現行機種は3.5インチの液晶ですが、次世代機種では4インチになるのではないかと言われています。
数値上はそんなに大きな変化ではありませんが、ネット上に出回っている写真をみると、随分、大きくなったような印象を持ちます。この程度のサイズになれば、例えば車載してカーナビとして利用しても違和感が無くなるかもしれません。
このような世界に羽ばたいている製品の中でも日本の技術がしっかりと生きずいているというのは、とても嬉しいことだと思います。
9月12日にはApple社で正式な新製品発表会があると予想されていますので、その発表内容を楽しみに待ちたいと思います。
【追記】
さらに画面サイズに関する有力な情報が提供されています。シミュレーターを新しいiPhoneの解像度として採用されるのではないかと言われている、640×1136を表示できるようにして、現行のiOS5.1とiOS6を走行させてみたそうです。
すると、iOS5.1では縦に4段のアイコンが間隔をあけて表示されたのに対して、iOS6では縦に5段のアイコンが表示されました。これは、iOS6が新しい縦長の解像度を考慮したロジックを持っていることにほかならないので、やはり新しいiPhoneでは縦長の4インチ画面が採用される可能性が高くなってきたことを示していると思います。
確かに縦に長い分にはそんなに携帯性には悪影響を与えない範囲で画面の視認性は高まるので、選択としては有りだと思います。
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