中国に行く用事があり、成田エクスプレス1号に乗りました。この列車は、成田第二ビルに朝の7時15分に着く、一日の中で一番早い時間帯の成田エクスプレスになります。
この列車は中央線の高尾駅からくる電車と、東海道線の大船駅から来る電車が東京駅で連結されて成田空港へと向かうという運転形態になっています。
今回は6月という時期だったこともあって、列車の中は本当に空いていました。そこで一つ感心したことがあります。
指定席の販売の仕方なのですが、実にお客さん思いの配置になっていました。自分が座っている席の隣の席はもちろんのこと、横の席、前の席、後ろの席にもお客さんがいません。これは偶然ではなく、車内全部の席がそのようになっていました。進行方向左側は奇数番号の席、進行方向右側の席は偶数番号の席を販売しているようでした。
従って、リクライニングシートを倒しても後ろの人を心配する必要は無いですし、非常にくつろぐことができて良かったです。
昔の指定席の販売時には、偏って席が払い出されていたような気がするのですが、もしかするとシステムが改良されたのかもしれません。
そこで、ネットで情報を探してみました。すると、Yahoo!知恵袋に参考になる答えがありました。
JRの指定席はどのような順序で発売されるのでしょうか? – Yahoo!知恵袋
◆「優先機能」
「中央部優先」「閑散期割付」「未使用席優先」「団体旅客優先」等の機能を用意。
「中央部優先」・・・個人客は車両の中央部の座席を使いたがるので、中央部は個人客に優先割当てをし、割り当ては先頭車両から割り当てる。
「閑散期割付」・・・閑散期は満席になりにくいために閑散期用の割り当てをし、乗客がゆったりと座れるように分散して割り当てる。
「団体旅客優先」・・・団体客は最後尾車両の端から座席を割り当てる。
「使用席優先」・・・自ら乗車する区間の前区間において、他の乗客に割り当てされていない席を探す。
こちらの回答の中にある、閑散期割付が行われたのかもしれません。
混雑している時は、こんな贅沢はできないと思いますが、空いている時にはとても良いことだと思います。
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