国土交通省の「ナンバープレートのあり方に関する懇談会」というところの最終取りまとめ結果が公開されていました。
☆自動車:ナンバープレートのあり方に関する懇談会 – 国土交通省
もともと、ナンバープレートは、
・自動車登録の外形的な表示
・交通取り締まりや犯罪捜査といった行政上の必要性や健全性の確保
に関する役割が基本とされています。
これに加えて、地域に対する愛着の醸成や個人のアイデンティティの表現の手段としての役割も今後は視野にいれて施策を展開するそうです。
今後は数年内に実現を目指す事項として、
・ご当地ナンバーの拡充
・希望ナンバー制への対応
・ナンバープレートを巡る諸課題への対応
といったものがあげられていました。
また、中期的には、
・形状の見直しは継続検討
・文字体の統一化や図柄の表示については検討
・ナンバープレート関係諸手続きの簡素化は継続検討
とされていました。
ナンバープレートは自動的に読み取ることができる装置もありますが、電子的に車両識別が行える技術候補もすでにあらわれてきています。この、車両識別の電子化については、方向性の欄に多面的に検討という表記にとどめられていました。
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